柔術家作り…2

で、今度は色を塗っていく。まず影を入れる。。。そう!気付きました?そこのアナタなかなか鋭いですね〜。(ネタバレ注意!)そう!そうなんです。白い紙に描いてないんです。。。肌の色は元々ベージュの紙の描いてたのです。某M印良品の「再生紙クラフト」という紙が、またボクが使ってるマーカーのインクとの相性がピッタリなんです。染込み具合、厚み、筆の滑りが。再生紙で地球にもやさしい!なのでこの紙は、もう7,8年使ってるし多分日本一このM印の商品を買ってる自信ありますね。(個人でね。いや、全国3位には入るかな。)これ無しには描けない身体になってたんですが、数年前なぜか、このクラフト紙が品薄になった時期があり、どの店舗を探してもなくて、京滋阪神のM印に片っ端から電話して、発見したらそこに行って買い占めてました。独りオイルショック状態でした。。。当時12枚入200円が、今100円に値下がりしてかなり助かってます。そんなM印名品なんですが一つ大きな(かなり大きな)難点が!!それは何かと言うと!ハガキサイズしかないということだ!便せんになるとペラペラで変な線入ってるし、まったく別モンになってしまうのです。当時、ホントにハガキサイズに裁断前の大判を工場から回して欲しいと思ったもんです。(今でこそ、同じ色味で少々の紙ならその性質に対応しますが)当時は、色んな似たような紙で大きいサイズのを何種類も試してみましたが、やはりM印逸品の使い心地にはかなわなかったのです。。。(←※注意:これはM印のクラフト紙ではありません。)そこで生まれたのが、この切り絵の手法!元々ハガキサイズしかないので、分からないように黒線の際で切ってつなげていったのです。隠ぺい工作したのでした。。。けど、こういう難点を別のやり方で乗り越えたり、何か道具を使うにしても、使用方法を知らずに間違った使い方をし続けることによっても、新しい技法が生まれると思うな。ボクはその繰り返しですね。(そ、そんな秘密があったのか〜。)

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投稿者:

jumpei

イラストレーター。