作者別: pictron

コリーヌ・セロー監督『サン・ジャックへの道』を観る。

『サン・ジャックへの道』（2005年/フランス）

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼（1500km）を題材にそれぞれの人が変わってく話。うん、良かった。引きの画も気持ちいいし、ひたすら歩き続ける映画なので各々が会話しもってそれぞれの境遇が分かっていき映画が終わる時には愛着が湧いて来てもっと続いて欲しいような気になる。108分にキレイにまとまってると思うし、全然3時間でも6時間でも観てられる感じ。途中何度か宿泊施設でみんな夢を見るんだけど、そのCGの感じもこのロケ地を使ってて幻想的。細かいギャグもありつつ。あの手ぶらで来た人よう行ったなぁ。

・『サン・ジャックへの道』
・『サン・ジャックへの道』Trailer

石井てるよし監督『あばしり一家 THE MOVIE』を観る。

『あばしり一家 THE MOVIE』（2009年/日本）

酷っでーなこりゃ！唯一良いのはポスタービジュアルのみだね。井口監督の『片腕マシンガール』以降この手のガールズアクションものが量産されたけど、これもそのパターンで、予告の時点でダメな匂いがぷんぷんしてたけど一応抑えで観ておく。
一昔前の特撮というかVシネというか。予算がないのは分かるけど、ないなりに工夫や撮り方・演出を凝ってやったらいいのにこだわりもセンスも全然感じないね。（やるからにはあるんだろうけどね）
構成も酷いというかキャラ紹介も冒頭と後半にとあまり効果的じゃなく2回あるし、一家が捕まるシーンが2回同じ映像で繰り返すのも無駄な気がするし、生首家の三女の正体もバレバレだし兎に角酷い。。。
主演の外岡えりかさんは顔も制服の着姿も良いのにもったいないね。菅田俊さんは相変わらずシブいっすね。
そして、続編があるかも的な作り。ないだろこりゃ。。。
ということで、改めて井口監督の凄さを再確認したのでした。

・『あばしり一家 THE MOVIE』
・『あばしり一家 THE MOVIE』予告篇

今日は、尊敬するカリスマ・イラストレーターの小岐須雅之兄貴が東京から京都に遊びに来られてたので、会いに行ってくる。4時間位おもしろ話を聞かせてもらってかなりモチベーションがあがる。豪快な人です。

そんなこともありつつ、スピカデザイン社長出来るまで続き。

こんなカチンコは実際使ってるのおかは不明だけどね。

この”手に持てる”感がね、嬉しいんですよね。
この時の服装参照ですね。

ポニーキャニオンから何か長い箱が届いたぞ？っと思って空けてみたら！
はうあ！！井口昇監督『ロボゲイシャ』と西村喜廣監督『吸血少女 対 少女フランケン』のコラボポスターではないか！双方のDVDに付いてる応募券を送ったら当たったよ！その応募券が同梱のコラボポストカードに付いてたのでそれをハサミで切らないといけなかったので凄い嫌だったけど、当たったので良しとしよう！

高橋ヨシキさんの仕事（デザイン）に惚れ惚れします！！

そんな嬉しい事がありつつ、
みなみ会館で、ちょっこし打ち合わせがてら閉館後にテスト上映で、
西村喜廣監督『限界人口係数』と井口昇監督『魔悪子が来る!!』を観る！

ってわけでみなみ会館。

みなみ会館ふじわらさんと寺田めぐみさんと、7/7〜の『戦闘中年』に向けて色々画策中。

お！2人の頭が見えてるね。3人だけの貸し切り状態！！
みなみ会館では、僕は前から3列目派です。

観賞後色々感想を言い合いつつ、

お！『戦闘少女』の横に『戦闘中年』ポスターが貼られてますよ！
ってことで。

『限界人口係数』（1995年/日本）

これは西村監督の自主映画作品。2008年公開の『東京残酷警察』の原案となったもので、変化が観れて嬉しかった。セリフも少なく、画や効果で魅せる感じで、字幕を含め最初から海外向けに作っているような感じで。中々とんがっている。当時出来うる技術や効果を試してて凄く凝ってます。これはファン必見だは。

『魔悪子が来る!!』（2008年/日本）

こらまた凄い！ENBUゼミナールという監督・俳優養成学校の卒業制作で作られた作品とのことで、出てる人もその生徒さんなのだ（みんなイイ味出してる！！）。そんな卒業制作にもかかわらず、特殊造形は西村さんだし、撮影も長野泰隆さんと豪華！
特筆する部分が多過ぎて、書ききれないけどイイ！ホラーコメディでもあり、男女の愛を描いて（井口作品には毎回男女の愛、家族愛・姉妹愛等色んな愛が描かれてますね）観てる双方（男女）が試されるようなそんな作品。中々奥が深いです。そして、ヨシエ（ロボゲイシャの看護婦さんだ！）も出ますよ！

2作品共にもう一回観たいし、今回関西初上映・未ソフト化と中々観れる機会ないので、これは逃したら凄い損ですよ！！『戦闘少女』共に絶対抑えておきたい作品だ！！
7/7〜3日間限定上映なので、みんなみなみ会館に集まれ！！
合い言葉は？せーーのっ！

”観逃してなんかいられない！！！！！”

昼ドラ『娼婦と淑女』に島津健太郎さんが汚職警官役で昨日今日と出てましたね〜。島津さんと言えば井口・西村監督映画の常連（坂口拓監督の「魁!!男塾」でも教官の覇跿萬役をされてた）で、特に好きな役者さんです。
『片腕マシンガール』の龍二だよぉぉぉ〜！！！
独特の目力と声がたまりませんね。イイっす。

今度7/7〜みなみ会館で公開される『戦闘少女』でも島津さんがえらいことになってますよ！これはちょっと観逃してなんかいられない！！
・『戦闘少女』島津健太郎さんインタビュー

そんなわけで、恒例となったスピカ社長出来るまで続き。
（おいおい、またスピカ社長かよ！何人描いたら気がすむねん！とか言うなって！）

まぁ、カメラも編集も色々やれば監督も一人でやっちゃうわけで。実際、ディレクターズチェアに座ってるかは分からないけども監督をしてる図。

ちょっとイスの構造がおかしいけども、布と木で出来ててへしゃげるタイプのイスなのでね。
ちなみに、この時の服装を絵にしてますね。

”ハンバーガーショ〜プ！（AH〜）ハンバーガショ〜ップ！（AH〜）
熱い戦い〜、ハンバ〜ガ〜ショ〜ップ♪”

ってことで、ハンバーガー。

この時のハンバーガーを参考にしてるので、パン（バンズって言うの？）が白い感じですね。

こんな感じで、実際パンに具をはさみ込んでるよ。
レイヤーになってるモンを、レイヤーで作るのは楽しいね。

で、社長が食べると。

こんな感じでね。

”ハンバーガーは飲み物”説を提唱する井上社長のハンバーガー食べ顔は、このブログで過去に2回登場してるよ。3回目はいつだ？

・1回目（in 沖縄）
・2回目（in 京都）

そして、スピカ社長出来るまで続き。

屋外用のガンマイク。

こんな感じで持たせるわけで。

こんな感じですかね。

ホント何でもやっちゃう社長だなぁ〜。

この”持てる”感がね。

その後、難波まで出て府立体育館へ。新日本プロレスの大阪大会を観戦しに。

当初のカードはかなり微妙だったけど、何とかもってった感じですね。

こんな感じや、

こんな感じ。

プリンス・デヴィットは男前だね。

そして、真壁ね。

こんな、

こんな、（お、柴田さんだ）

こんな、

こんな感じで、

盛り上がったのでした。

そして、”いいんだね、殺っちゃって”ってことで、

我喜屋位瑳務さんの描いた、永田Tシャツではないか！
うまいことしましたね。

”nino憩いまくり友の会”影の会長ことY介氏と行ってきたのでした。
敬礼！！

神戸の住吉にあるcaffe NEUTRALで開催中の、おさげ女子こと？やまもとりえさんの展示「Osage」を観に行く。

やまもとりえ イラスト展『Osage』

ちゅーことで、お馴染みcaffe NEUTRAL

おさげ女子こと？ということで、三つ編みモチーフの絵が沢山。
カウンターごしのなんか、あたかもさも出雲大社のしめ縄を彷彿させる様な極太三つ編みだ。他にも、ボールペンで筆圧強めで削るようなタッチやテカりのあるインク？的なものなど、ヨーロッパのアンティーク調な風合いの作品たちでした。

そんなこともありつつ、caffe NEUTRALの仕掛人のぶさんがiPadを所有されてたので触らしてもらう。おおお〜〜〜。iPhoneのでかい版的な感じだけど、でかいだけあって全然見え方が違いますね。未来やはぁ〜。

そんな、のぶさんとやまもとりえさんの展示に際した熱い意気込みと魔女の話が聴けるポッドキャストもあるよ！（行く前に1回聴いたけど、もっかい聴いてみよっと）

コレ>>”おさげOsage女子やまもとりえ”

その後、大阪の北浜まで出て、浜七重さんの作品展「花　冠」を観にアトリエ箱庭へ。

浜七重 作品展「花　冠」

ということで、この浜七重さんはオリジナルの鞄・アクセサリー・雑貨（いや、丁寧貨？）から刺繍（詩集も）まで、作られてるアーティストさんで、これまでに何度も展示に足を運んでいるけども、作品のクオリティから世界観まで本当に超絶過ぎるし、毎回ひれ伏してしまいます。
ご本人も含め、圧倒的なカリスマ感？というか垢抜け感？というか凄く洗練されてて、他の手作りで鞄や雑貨を作ってる系の人と一線を画してます。

そして今回の青や紫を基調とした世界観の鞄やアクセサリーがまたたまらない！残念ながらレディース中心の展開なので、自分が女子だったら絶対買ってるだろうし、こんな鞄持ちこなせる女子になりたいは！と、悔しさを憶える程の鞄たち。個人的に今回の展示の右奥に掛けてあった紫の鞄がかなりグッときたし、男子でもいっちゃえそうな感じだった。

そして、作品だけでなくDMからちょっとしたキャプション、ポートフォリオ、端切れをコラージュした本（←コレ絶対必見！手触りもイイ！）にいたるまで、凝り方が半端なくカッチョよ過ぎて、もらしそうになる。そういう魅せ方や精神が非常に勉強になるし、個人的にかなり尊敬しているアーティストです。うん。この人は凄い。
女子は多分グッとくると思うし、鞄注文しちゃうと思う。
うわ、頑張ろ。

まぁ、そんなわけでスピカデザイン社長続き。

これは、ハンバーガー待ちの時の服装ですね。
（ちなみにあのスマイルバーガー閉店したよ。清水寺店はあるみたい）

この手に持てる感がね。何か嬉しいよね。
これが、木村カエラだったらもっといいのになぁ〜〜。

そんなわけで、お馴染みスピカデザイン井上社長が出来るまで続き。

カメラマンもやれば、編集もやります。

参考にしたのは、この時のシャツですね。
僕の写真にいっぱい写ってる人は、それだけ資料があるのでイイよね。

こんな感じでメガネも全部別で作ってますよ。

”ランラン ランスがホームラン、俺小2の時からカープファン♪”的なね。

広島出身の彼の郷土LOVE的要素も入れつつね。
ホント何でもやっちゃう社長だなぁ〜。こりゃまさに映像のデパートやでぇ〜！