『紺野さんと遊ぼう』

豊島圭介監督のWOWOWでやってたらしい気になってたドラマ『紺野さんと遊ぼう』のDVDを観る。豊島圭介監督と言えば昨夜の『古代少女隊ドグーンV』鹿角さん商業初監督回にチラッと縛られて出てましたね。鹿角さんの提案でオープニングの曲に歌詞と誰が歌ってるのか表示される様になって、これで歌えますね。っていうか井口監督の作詞センスは独特で凄いですね”あなたと野蛮になれる合言葉〜♪”ってイイね。

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『紺野さんと遊ぼう』(2008年/日本/94min)


イイですねコレ。主人公の紺野さん(吉高由里子さん)+2人の独特な趣味を持つ女子高生の行動(セリフはほとんどない)に沢村一樹さんがナレーションで説明やツッコミを入れるだけのいたってシンプルなもの。ネタ的に爆笑するものではなく、深夜に淡々とお酒でも呑みながらボーーーッと観るのに凄くイイ。紺野さん役の吉高由里子さん変な顔(より目で鼻の穴膨らまして歯を出すアホな顔や酔っぱらった顔)がたまらないし、こういう美人な人が変なことするのは大好きだ。うん。3人の戯れ合ってる雰囲気もイイ。吉高由里子さんアリだね。手を使わずにスイカの種をとる図は凄いエロいは。

・『紺野さんと遊ぼう』
・『紺野さんと遊ぼう』予告篇
・『紺野さんと遊ぼう』OP

・この吉高由里子さんカワイイ。
・トリスのハイボール CM(これもたまらんなぁ)


『さそり』

お!今日は竹内海南江さんの誕生日ですね。1番好きなミステリーハンターさんです。

ジョー・マ監督『さそり』を観る。”女囚さそりシリーズ”のオマージュは良く目にするけど本編は観れてないんだけど、それの香港でリメイクされた最新作。
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『さそり』(2008年/日本・香港/100min)


水野美紀さんのアクションもの、復讐ものを観るのは『ハード・リベンジ、ミリー』『ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル』に次いでだけど、水野美紀さんは凄いね。元々倉田アクションクラブで修業してただけあってアクションも吹き替えなしでやらはるし。グレーのミニスカートの囚人服にスリッポン、ボサボサの髪がまたイイね。そして胸には”701”の囚人番号が入ってるんだけど、冗談抜きで”SPOTTED701”を連想して、映るたびにニヤッとしてします。映像も香港の監督やスタッフが撮ってるだけあってアジア独特の暗さというか色調で好き。人が寝てるベットを持ち上げてそのベットの足で敵を倒したり復讐の仕方もおもしろい。セリフも少なく静かな感じで淡々としてるけどそれが重いわけでもなく、サラッと観れた。水野美紀さんのこれ系の復讐モンをもっと観たいし、”女囚さそりシリーズ”も機会があれば早く観たい!

・『さそり』
・『さそり』Trailer

『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』VOL.2

藤子・F・不二雄原作の短編集を実写化したオムニバス『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』VOL.2を観る。
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『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』(2008年/日本)
2008年にWOWOWで放送されたものらしい。
全6話のレンタル版VOL.2は第4〜6話まで。どれも原作は未見だ。


・第4話『かわい子くん』筧昌也監督)
これは好き!あ、『美女缶』の人か。原作は知らないけど、この監督は遊びと言うかちょっとひねってくるね。しかも麻生久美子さんだ!!おまけにいとうあいこさん!彼女の昼ドラ『スイーツドリーム』好きやったんよね。うん。これは好き。本多さんが羨ましい!

・第5話『征地球論』青池良輔監督)
微妙な感じだね。メッセージ性の強い単純な話だけど、そんなん今さら的な感じだけど、原作がこうなんだろうね。

・第6話『ボクラ共和国』小泉徳宏監督)
6話一気に観たので、観てるこっち的に集中力が切れてきて、あんまり入り込めんかった。なんかあんまピンとこなかったかな。子役もパッとしない感じだし。

個人的に良かったのは第1話『値ぶみカメラ』と第4話『かわい子くん』かな。どれもシンプルでサラッとしてて作るのも大変だと思う。

・『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』ED

『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』VOL.1

おっ!今日は”爽やかの申し子”ことムーチョの誕生日だね。おめでとう!


藤子・F・不二雄
原作の短編集を実写化したオムニバス『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』VOL.1を観る。
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『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』(2008年/日本)
2008年にWOWOWで放送されたものらしい。
全6話のレンタル版VOL.1は第1〜3話まで。どれも原作は未見だ。


・第1話『値ぶみカメラ』箭内道彦監督)
原作は未見だけど、藤子・F・不二雄のマンガの表現、身体の動きやリアクション、服装等を完コピ(こんな感じや、こんな感じで)してて、長澤まさみもカワイイね。こういうカワイイ娘が滑稽な動きや変なセリフを言うのは大好き。長編で全部これだとしんどいけど、短編だから持つのかな。あとこの1話含め他の作品にもヨーロッパ企画の人が出ててどの人も藤子不二雄顔だね。メッセージ性のある内容だけど凄くミニマルでシンプルなものなので、本編後の出演者の見解はいらないと思う。難しいメッセージじゃないし、そんなん言われんでもみんな分かってるて!的なね。あと、おもっきりスタッフが映り込んでるし。

・第2話『あいつのタイムマシン』三木孝浩監督)
何かあんまピンとこんかったかな。最近『さんかく』を観たとこなので田畑智子さん観るとついついあの娘を思い出すよね。

・第3話『ボノム 〜底ぬけさん〜』藤本周監督)
これはちょっと悟りの境地と言うか、最後なんかひっくり変えるのかと思ったらそうでもなかったね。ただただイイ人だった。

どれも短くサラッとしてるね。ま、原作見てないのでなんともいえないけどね。アニメ版でも普通に観てみたいかな。

・『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』ED

『Lost & Found』

三宅伸行監督『Lost & Found』を観る。
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『Lost & Found』(2007年/日本/75min)


個人的に菅田俊さん好き(この人は渋いね。声も演技もね。ドスの効いたエエ声してはるは)だし、寉岡萌希さんに以前から注目してた(『ちゅらさん3』『偽りの花園』で子役で出ててこの娘は大きくなったら来るんじゃないかとずっと注目している。)ので観てみる。75分と短いので1つの駅で起こるそれぞれの人の物語をコンパクトに描いてるけど、後半それぞれの問題が一気に丸くおさまって、そんな上手い事いかへんやろと思いつつ、まぁ全部が全部そんな感じだからある意味ファンタジー的な何か力が働いてるのかなと納得。
駅構内でアコーディオンを弾く人(凄い小さい駅なのにね。ちょっとリアリティがない様な)や盲目の女性がタップダンスをしてる他の乗客から脳内で色々空想する感じ等、表現は目新しくはないし、キャラクターの設定や人物同士の位置関係や距離感もちょっと荒い。電車内の4人掛けシートで寉岡萌希さんが1人電子辞書を使いながら拾った英語の日記を翻訳するシーンもあの内気あキャラでなおかつこっそり作業してるなら、普通電子辞書は結構距離のあり向いの席に置かず直ぐ自分の右に奥だろうし、若い駅員が勤務中に公務員試験の勉強してるのを、よく来る客の人物があの距離感で認識するのは不可能だし、あの人物の性格やその若い駅員との距離感的に注意するのはおかしい。また、菅田さんが階段から転げ落ちるシーンも、転がり始めの部分をもうちょっと切った方が上手く転けた感じに見えると思う。と言った感じでもうちょっとキャラ設定や状況設定は練れる感じだけど、この監督の長編デビュー作品とのことで、次の作品に期待だ。

菅田俊さんと寉岡萌希さんの組み合わせだと『地球でたったふたり』を観たいんだけど、近所のTSUTAYAもゲオにも置いてないなぁ。そして寉岡萌希さんと言えば『ヘヴンズストーリー』が非常に楽しみ(これも菅田俊さん出てるね。菜葉菜さんも)ですね。この映画4時間38分あって大阪は七藝で12/4〜だけど七藝のシートだとちょっとキツいし、京都シネマは2月だし、七藝行っちゃうのかな。
寉岡萌希さんジワジワきそうですね。まだ若いので丸々してるけど、もうちょっと歳を重ねてシュッとしてきたらもっとキレイになりますは。きますよ!

・『Lost & Found』

・『ヘヴンズストーリー』
・『ヘヴンズストーリー』予告篇
・『ヘヴンズストーリー』寉岡萌希インタビュー

『(500)日のサマー』

マーク・ウェブ監督『(500)日のサマー』観る。
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『(500)日のサマー』(2009年/アメリカ/96min)


タイミング逃して観に行けなかった作品。男子映画で、うん良かった。
タイトル的にも映画の冒頭や予告的にも2人の500日間で結末が分かってる分、どうさげるんやろと思ったらそうきましたか。なるほど良かった。普通の恋愛映画と違って好きだけど合わないって状況あるし、その状況下でこのまま追いかけるか断念するかって葛藤あるし、別れた後の”おいおい、言うてることちゃうやんけ!”的なありがちな状況を上手く画に出来てるね。ラストはそうなるかと。あれはあれで良かったと思う。
で、このサマーは可愛く見える時とそうでない時があるけど、こういう性格の人にハマっちゃうのが何か分かるは。うん。男子がグッとくる映画だと思う。女子はどういう感想を持つんだろね?

・『(500)日のサマー』
・『(500)日のサマー』Trailer

『萬福寺芸術祭 -EN-』

宇治は黄檗にある萬福寺『萬福寺芸術祭 -EN-』の前夜祭があったので観に行くことに。この黄檗駅は高校時代の通学路(もう1つ先の三室戸駅まで通ってた)だったので、凄い懐かしい。
で、黄檗駅に降り立ち、萬福寺めざして歩いていると、、、は、はうあ!!

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『萬福寺芸術祭 -EN-』にも出展されてるアノ”青い写真”(青いってのはケツが青い的な、青臭いって比喩じゃなく実際青い写真ね)でお馴染み、nppことピロピロ住職に遭遇!!

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売れっ子で多忙な人なので、もう帰っちゃうそうだ。

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そんなこともありつつ萬福寺到着!!

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入り口の写真を撮ってると、何にやら宍戸開似の人が出てきたではないか!

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と、思ったらdigmeのマスターこと古谷さんでした。

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なんちゃら君とかいうオリジナルキャラなんかもいたりしつつ。

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夜のお寺も中々イイですね。

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お!これだね。今回のメインビジュアルの何ちゅうんだろ?魚形の叩くやつ。

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他にもおもしろい仏像がいっぱいあったり(撮ってよかったのかな?)

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そんなこともありつつ、建物に入ってくと、、、

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おわ!これはnppことピロピロさんの展示ですね。ほ〜。
僕が好きな茶屋町界隈の写真もありました。でっかくプリントしたものは迫力というかボリューム感がありますね。

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こんなのや、

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こんなのが色々ありつつ。

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中庭的な広場では、ライブもやっているようだ。

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この砂利がイイ感じだね。

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ライブもお寺の雰囲気とあってます。

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すんごい寒かったけど、この引き締まる感じもまたアリですね。

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その傍らで、姿勢良く進行を見守るのが今回のイベントを始め、学生ながらあらゆるイベントを企画したり何かと凄い動きをしてる、しおたんこと塩谷代表だ。今日は司会もしてたし、凄いパワフルだ!いつ寝てるんだ!

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そうこうしているうちに、BATI-HOLICのパフォーマンスが始まった!

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これまたお寺と合うね〜。

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寒さも忘れて堪能したのでした。

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イベント終了後。お疲れ様です!

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そんなわけで今日は前夜祭だったけど、本編が11/27(土)28(日)とあり、色々イベントが盛り沢山の様だ。寒いので暖かい格好で行った方がいいですよ。詳しくは公式サイトで!!迫真のリアルを見逃すな!!

・『萬福寺芸術祭 -EN-』

『シーサイドモーテル』

守屋健太郎監督『シーサイドモーテル』を観る。
もちろん!麻生久美子さん目当てだ!!
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『シーサイドモーテル』(2010年/日本/103min)


う〜〜ん、、、面白くないね。。。大した内容ではないし、テンポが凄く悪くて辛気臭い。もうちょっと早いテンポのとこ作ってメリハリつけたらよかったのにね。麻生さんは当然可愛いんだけど、冒頭の登場シーンの演出はスベってたね。スベってる面白さをやろうとしてるんだろうけど、スベってるのがスベってるね。麻生さんだからまだいいし、麻生さんに責任はなくてあの演出(セリフや振り付け)にセンスを感じないね。4つの部屋が大きく絡むこともないし、それぞれの部屋の出来事や登場人物のバックボーンも何てことないね。劇場で観なくて良かった良かった。色々検索してて見つけたけど、このサイトの画像の山崎真実さんカワイイね。

・『シーサイドモーテル』
・『シーサイドモーテル』予告篇

『ゴーストワールド』

テリー・ツワイゴフ監督『ゴーストワールド』を観る。
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『ゴーストワールド』(2001年/アメリカ/111min)


女の子が主人公だけど男女問わず思春期特有の微妙な心境を描いてるね。
周りは上手い事いきだして、自分だけ取り残される感じだったり、こんなはずじゃなかったのに、意地を張っちゃって友人を困らせたり変な風になっちゃったり。
色調やファッション、映像的にもイイ感じだし、原作(読んだ事ないけど)ダニエル・クロウズの絵もイイし、その世界観もよく出てると思う。あのラストも切ないというか、これから成長してくのを表してるのかな。スカーレット・ヨハンソンも若い。

・『ゴーストワールド』
・『ゴーストワールド』Trailer

『自殺サークル』

園子温監督『自殺サークル』を観る。
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『自殺サークル』(2002年/日本/99min)


ネットの感じとか今観るとちょっと時代を感じちゃうけど当時こんな感じやったなぁ〜とちょっと懐かしくもあり。漫画やアニメ的な話・演出ですね。特殊効果を西村喜廣さんがやってるので、残酷なんだけどちょっとギャグちっくなので目を背ける感じはない。それが逆に異化効果になってるのかもしれない。
ちょっと思わせぶりと言うか、アーティスト性の強い(強調した)とんがった映画だね。そこがちょっとインディーズっぽくもありつつ、DVDのメニュー画面とか凝ってる感じだね。
分かった様な分からない様な、それについてわざわざ解釈を調べたりしちゃう感じでもなく。設定的な部分での、どういうことなんやろ?ってのはあるけど、どういうことをしようとしてるのかは何となく分かった。ふわっとした雰囲気で。

・『自殺サークル』
・『自殺サークル』動画

『おそいひと』

柴田剛監督『おそいひと』をようやく観る。
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『おそいひと』(2004年/日本/83min)


中々衝撃的ですけど引き込まれますね。映像的にチープなとこもあるけど、そこで逆に日常を思い出させてくれてホッとさせられる(予告の印象よりも全然生活感がある感じだし)。観る人が試される感じがありますね。
色々賛否両論みたいだけど、健常者だって普通に殺人鬼の役を演じるしそれと同じことで、一役者としてこの役をしてはるし監督も演出してはるんやろし全然問題ないと思う。障害者はみな善人だというのも勝手な思い込みだし。
夜に電動車イスで徘徊する画(モノクロだし)は異世界チックでカッチョイイと言うかゾゾッとしますね。
この監督の『堀川中立売り』中々公開されなかったけどやっと公開されるみたいですね。

・『おそいひと』
・『おそいひと』予告篇

『RYOKO TAKAHASHI EXHIBITION ”IN/OUT”』

新町のstudio J高橋涼子さんの展示『IN/OUT』を観る。
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そう、アノ”毛の人”だ。

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残念ながら本人には会えず。作品だけ観せて(魅せてもらう)今回は髪の毛をシーツやクッション、寝具に刺繍してはるんだけど、普通に魅入っちゃうね。ところどころ毛がほつれてるんだけどそれが、”はうあ!そやった!これ人毛やった!”っと我に返らされてドキッとするね。ほつれ具合が、やつれた人の髪型みたくてね。寝具+髪の毛の組み合わせは、普段日常でも目にするけど、それは不要になったゴミだけど、その抜け落ちた髪の毛がシーツの目に入り込んで縫い込まれて物語になった様(シュヴァンクマイエルがアニメーションにしそうな)な、ちょっとファンタジーな想像も出来るね。本来の詳しい意図は分からないけども。

〜12/25までだそうだ。日・月・火は休廊なので気を付けて!
詳しくは>>

宮島達男「Time Train」

Six宮島達男展「Time Train」を観る。
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暗い空間に線路が配置されてて、LEDのデジタルの数字を積んだ電車がエンドレスで走ってるんだけど、回転寿司的に1点で通過するのを待つもよし、追走するもよし。シンプルな展示でした。あの電車のサイズに対して、あの積んでるLEDのサイズや数は野暮ったい様な、本当にあのサイズでよかったのかな?とか思ったりしつつ。LEDの四面体の数字面以外の厚みが凄く気になったけど、技術的にしょうがないのかね。

YouTubeにレセプション時の動画があたよ。こんな感じ>>

『シングルマン』

シネマート心斎橋で、トム・フォードが初監督をした映画『シングルマン』を観る。前から観たいと思ってたのだけど京都公開を逃してしまって心斎橋まで行く。
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『シングルマン』(2009年/アメリカ/101min)


良かった。服はもちろんのこと(冒頭の雪のシーンのスーツのシルエットですでに、わー!ってなるよ)小物や車、インテリアにいたるまでキメキメで完璧ですね。それが嫌みがなくて洗練されてる。グッチやトム・フォードのビジュアル映像を観てる様な、それが長編になった感じ。脇役やモブの人の中にダサイ人や生活感出まくりの人は一人もいないし、60年代の話なんだけど当時のファッションながら今でも全然着れる感じですね。まぁ、その辺は当然だし触れるのは無粋なのかな。
話は至って簡単で、ゲイの話なんだけど清潔感があってしんどさはなく、映像で凄く魅せてくれる。うん、とにかく洗練されてて心地いい。

・『シングルマン』
・『シングルマン』Trailer

ザ50回転ズ「ロックンロール・マジック」

ザ50回転ズのNEWミニアルバム「ロックンロール・マジック」が出たので買ってくる。
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なんとなんと!PVを井口監督が撮っているのだ!!!凄いタッグですね!
約30分のショートムービー(ミニアルバムの5曲が1つの映像でつながってるのだ)が付いてて、ザ50回転ズ発案のオリジナルストーリーを井口監督が新解釈を加えたロックンロール・ミュージカルになっているのだ!そのDVDが初回限定に付いてくるのだ!!(デモ田中さんによるメイキングも付いてるよ!)井口組常連メンバー総出演(スケジュール空いてた人)とこれは必見ですよ!

↓下記で予告篇とメイキング画像が観れるよ!
・「ロックンロール・マジック」予告篇

大槻香奈 個展 『雲と石』

neutronで今日から始まった大槻香奈さんの個展『雲と石』をコソッと観に行く。
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意外にも京都での個展は初だとか。彼女の展示(原画)を観るには、2007年のdigmeout A&Dでの展示ぶりなのでワクワク。進化してました!
作品の方は最初に描いた絵に時間や感情と共に(納得いくまでやってるのか?描きながら考えが発展していくのか?詳しいプロセスは聞いてみないと分からないけど)塗り重ねていってるのか、絵に近づいて観ると背景の奥に塗りつぶした(意図的につぶしてるのか、わざと観えるような効果を狙っているのかもしれないし、”つぶす”と言う表現が正しいのか分からないけど)痕跡が薄らと見え隠れしてるので、作品とタイトルからこれはどういうことなんだろ?と時間を掛けて各所を細部まで目で辿って推理(想像?)するのがおもしろいし、パッと観てパッと終わりの絵じゃないね。この微妙に見えるか見えないかの細かいディテールは印刷物やネットの画像では分からないし、これは会場で原画を観た方が良いですな。
〜12/5までだそうだ。詳細>>


そして、neutronと言えば!毎月すっかり恒例となった画家・池田孝友プレゼンツ『今月の池田』だ!今回は既製品のポテトチップスをそのまま展示するというマルセル・デュシャンを彷彿させるようなレディ・メイド作品だ。
『先月の池田』はカボチャにペイントして展示したものの、カビが発生して急遽撤退してしまった『幻の池田』でしたが。個人的に多分時間経過、1ヶ月掛けて変化する系のくるんじゃないか?と予想してたんだけど、1ヶ月どころかさらに上を行く10年、100年を見据えた作品でしたね。帰りにコンビニに寄ったところ『今月の池田』のグッズ(レプリカ)が売ってたので買って帰る。美味しくいただきました。『来月の池田』も楽しみだ!