『桐島、部活やめるってよ』

T・ジョイ京都吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』を観る。
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『桐島、部活やめるってよ』(2012年/日本/103min)


予告が面白そうやったので、観に行ってみた。
原作は読んでないので、どういう話か全く知らずに観たけど、おもしろかった。何か画質が凄いキレイで、オフトーンの色調なのに鮮明で、この青春の感じにピッタリ合ってた。こういう雰囲気の画は好きやな。高校生っぽく見えない整い過ぎた生徒らだけど、それも逆にアリやったな。色んなタイプの女子(ギャルっぽいのから、運動系、文科系と)が出てきたけど、今の自分も高校生時代も上手く話せない(学年でもイケてるグループ的な)んやろなぁ〜とか思ったり。僕は、劇中に出てくるイケてるグループでもなく、かといって映画研究部的サブカル系でもなく、地味に剣道とかやってた目立たん感じ(映画に出てきた人で言うと顔も映らない剣道部員や野球部のキャプテンの人的な)やったし。そんな感じで、劇中に出てきた高校生ら的な事はなかったけど、何か擬似的にそういう学生気分を味わえたかもしれんね。映像的にも良かったし。観終わった感はエエ気分かも。
どの女子も妙にエロかった(変な意味じゃなくて。話合わんやろうけど、何か見てしまう系の)し、神木隆之介さん始め映研の生徒らもエエ味だしてたし。前野朋哉さんも高校生に見えたし。ソフト化されたら欲しいな。


・『桐島、部活やめるってよ』公式サイト

・『桐島、部活やめるってよ』特報
・『桐島、部活やめるってよ』予告篇

・ 『桐島、部活やめるってよ』神木隆之介インタビュー
・ 『桐島、部活やめるってよ』神木隆之介、吉田大八監督
・ 『桐島、部活やめるってよ』初日舞台挨拶・女優陣が号泣

 

『こっぴどい猫』

今泉力哉監督『こっぴどい猫』を観る。
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『こっぴどい猫』(2012年/日本/130min)


率直に面白かった!
今泉監督は長回し(役者さん同士の変な間のやり取り)好っきゃね。ここまでいくと今泉手法というか。初期の山下敦弘監督作品好きな人はハマると思う。
どのキャラもいるいる!って感じでそれぞれダメダメで滑稽だね。クスクス笑ってしまう感じやね。そして、モト冬樹生誕60周年記念映画ということで、ようこんなことになったモンやね。正直観る前は、モト冬樹さんかぁ〜。バラエティ番組的な印象というか、あんまり惹きを感じなかったけど、実際観たら凄い良かったね。モト冬樹さんがちょっと好きになるかもしれないね。何気に役者スキル高いなと思ったし、長回しの間を持たせられるのは役者さんの力やと思うし、みんな凄いね。とは言え、映画はカット割りがあるけど演劇なんかは言うたら長回しやもんね。総勢15名の三角関係(十五画関係?)で、シリアスパートとコメディパートと上手い事してるなぁ。こんな複雑にして、最後どうまとめるんや?ともったら後半急加速していくね。最後のアレはちょっと読めたけど。面白かったです。

小宮一葉さんは、ちょっとつぐみさんっぽさもあるね。あと個人的に、さん好き(面倒くさい役やけど)やねんなぁ。そして、今泉監督自身も出演してるんやけど、天使か死神に見えたね。以前、京都みなみ会館に来館された時は仙人みたいな印象やったし。


・『こっぴどい猫』オフィシャルサイト
・『こっぴどい猫』特報
・『こっぴどい猫』予告篇

『Girlie Show』

大阪の三越伊勢丹(通は”みつたん”って言うらしいよ)のDMO ARTSで開催中のdigmeoutが誇る「ガーリー」な表現者5人によるグループ展のオープニングへ。
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『Girlie Show』
早くもガーリーガーリーしているね。

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主役の女子5人。
(ブログに載せていいか確認出来んかったので、小さめに。)
女子女子と、ムンムンとしてますね。みんな白を貴重としたファッションですが、左端の人は黒で主張してますね。

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おっ、河本詩織さん(さっきの黒い服の人)ですね。
この人は大学の同期で4年間同じクラスでした。ほ〜、最近はこんな感じですか。なるほどね。
これまた、他の人の作品載せていいか聞けなかったので、この黒い人だけで。ホンモンを現地で観て!

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はうあ!“MOOT THE WORLD BEAT”でお馴染みのアノ人もおるよ。

『この空の花 長岡花火物語』

京都みなみ会館大林宣彦監督『あの空の花 長岡花火物語』を観る。
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大林監督の舞台挨拶付きだ!生で本物の監督を観れるとは!

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『この空の花 長岡花火物語』(2012年/日本/160min)


いや〜、おもしろかった!個人的に今年のベスト5に入るかもしれない。
大林監督独特の演出や合成具合は、時代が変わっても変わらないですね。
映像的におもしろいし、そっちばっか気になって最初中々話しが入ってこなかったけど。このファンタジーというか詩的な感じは他の人(若い人)には撮れないし、大林監督はどうかしてますね(褒め言葉)。今、長回ししたがる人多いのに、間髪入れないセリフの応酬と細かいカット割り。160分あるのに凄い密度ですね。どういう演出と編集のしかたしてるのかメイキングが観たいですね。以前DOMMUNEの配信でチラッとメイキングが観れたけど、室内で歩くおばあさんがカメラの台車に途中から乗って動いたり、面白い撮り方をいっぱいしてたし。

全体の統一感は気にせずに思うことをバンバン詰め込んで魅せる感じは、何か山本寛斎さんあたりと同じパワフルさとド派手さを感じたかもしれない。
そして、戦争の表現も新しいというか、こういう魅せ方の方が逆に入ってくるかもしれないね。なので、小中学生の平和学習としても良い気がするし、こういうトラウマを与えるのアリかもしれないね。のちのち忘れられへんと思うし。
いや〜、おもしろかった。
で、大林監督の舞台挨拶の方は、”日本昔ばなし”の常田富士男さんみないなやさしい語り口でした。握手したても暖かかった。大林作品あらためて一から観ないとなと思いました。

・『この空の花 長岡花火物語』
・『この空の花 長岡花火物語』予告篇

「BS グリーンチャンネル」ポスター現物

そうそう、先日BSの”GREEN CHANNEL”という競馬専門チャンネルのポスターイラストを描いたのだけど、梅田に出たついでにウインズ梅田(場外勝馬投票券発売所)に見に行ってみる。初めて入った。
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おっ、あったあった。B1サイズ(画像は対象物がないので伝わりづらいけど)なので、かなりデカいですね。
全国のウインズや競馬場に貼ってあると思います。機会があれば是非!

アー写的な。

敏腕カメラマンの河上良氏が代表をつとめる大阪の編集プロダクションのbit Direction lab.に遊びに行ったのですが、ひょんなことから、アー写を撮ってもらうことに。
以下がそれだ。

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モデルはさておき、、、プロが撮るとエエ雰囲気にしてくれますね。

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つづいてギターver.。どこのミュージシャンやねん!って感じですが。
おもろいのでイイんじゃないでしょうか。もちろん弾けないよ。

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このカメラ構えてる人が、”かっしゃん”こと河上代表。大学の同期なのだ。

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なんでも、コノ↑大型ストロボを買ったとかで嬉しくて使いたい的なことの様だ。余談だが、このストロボを使ったのは広○涼子とベ○ーズ工房と、僕の3組だけなんやとか。どういう並びや!

そんなわけで、エエ感じに撮ってもらいました。
ま、アー写使う場面あんまないんやけども。ありがとうございます!
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その後、事務所近くの小洒落た店に連れてってもらう。

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お洒落な食べモンやね。今後の作品制作の話なんかも出来て有意義な時間やったなぁ。

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ちゅうことで、無駄に動かしとこ!

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もう一丁!
ふぅ〜〜、楽しかったぁ。

『餃子』2012

去年に続き、今年も恵文社看板イラストレーターでお馴染み、ひろせべにさんと、”日常のささやかな遊び心とあたたかさ”をモットーに服作りをするmasaco.さんのアトリエで餃子パーティーをしました。

ちなみに前回(2011年)の様子はコチラ>>

20120806a.jpgひろせ家秘伝のレシピを基に餡を制作(ほとんど女性陣が)。

20120806b.jpgべにさんに教わりつつ、早速包んでいきます。

20120806c.gif普段から作りなれてるんので、さすが手際良いですね。
(※↑最後皿に投げてる様に見えるけど、間の画像がなかっただけで丁寧に置いています)

20120806d.gifmasaco.の嫁の方こと、オクチンさん。
サイドメニューも充実してますね。野菜が美味かった。

20120806e.jpg↑これはボクが作った皿。具がちょいちょい飛び出してますね。

20120806f.gifさて、早速焼きます。

20120806g.jpg火が通ってくると透けてきて美味そうですね!!

20120806h.jpgそして、完成!!!
ヒヤァーーー!これは美味そうですね〜〜!!!

20120806i.jpg”dancyu”来月号の表紙にしたいぐらい美味そう!!!

20120806j.gifmasaco.の旦那の方こと、カネッチさん。
独自の調合でタレを作ってます。

20120806k.gif王将の餃子のタレの完成度(安定感)、ハンパないですね。
色んな調味料をブレンドするも、あの味にならないですね。
ということで、シンプルなタレでいただきました。

20120806l.gifいっただっきま〜〜す!

20120806m.gif奥では、女性陣がどんどん焼いてますね。

20120806n.gifいや〜〜、美味かったです。
ご飯が進みますね。

20120806o.jpgそんなわけで近況報告やなんやかんやで遅くまで盛り上がったのでした。

20120806p.jpgということで、また来年会いましょう。
(※↑運転してる人は、お酒を飲んでいません)

”ナガシマスパーランド”

小学校からの幼馴染みの男子3人で、ナガシマスパーランドへ遊びに行く。
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10時前に着いたけど、すでに人いっぱいやね。

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エエ天気やね。

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ナガシマスパーランドは中学校以来やね。

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プールの前になんやかんや乗り物に乗ったり。
暑いのでみんなプール行って、乗り物の方は比較的すいてたね。

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『ゾンビランド』思い出すね。

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んで、色々遊んでプールへ。ま、中では写真撮ってへんけどね。

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ワーキャー言いながら各種スライダー滑ったり、日焼けしつつ楽しんだのであった。夏っぽいことをしているな。

『へんげ』・『大拳銃』2回目&『へんたい』

京都みなみ会館大畑創監督『へんげ』『大拳銃』と、
佐藤周監督『へんたい』のゲストトークがあったので観に行く。
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『へんげ』『大拳銃』の感想は前回観た時ので>>

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『へんたい』(2011年/日本/13min)


この作品も、谷口恒平監督『恋するクソ野郎』と同じ、花園シネマ作品。
その恋クソでもあったけど、この花園シネマ作品は黒パンスト下げるのがマスト(得意)みたいやね。もしくは、一人の人間の性癖なのかもしれないね。
そいうことで。この『へんたい』は13分しかない短編で登場人物も最小限なんだけど、恋クソの谷口恒平監督と二枚目キャラだった石川誠也さんが出てて、また恋クソとは全然キャラが違ったね。また。この作品は”学生残酷映画祭”でグランプリと観客賞を受賞してることもあって、スプラッターなんだけど、顔に血を噴射し続けるのは西村喜廣監督の得意技で、結構影響受けている感じですね。今風と言えば今風のタイトルのつけ方や内容だけど、若い層の監督でやってる人は少ないし、大畑創監督や内藤瑛亮監督含め貴重な存在だと思う。こっちのジャンルの人に頑張って欲しい。で、佐藤周監督の『グランマザコン』も観てみたいですね。

・『へんたい』予告篇

『ゾンビアス』Blu-ray

井口昇監督『ゾンビアス』DVDBlu-rayがついに発売になりましたね!
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『ゾンビアス』(2011年/日本/85min)


感想は、前に劇場で観た時ので>>(1回目2回目
いや〜、これは名作ですね。
コメンタリーで、内容的にも”この映画は人を選ぶ”って言ってたけど、この面白さをスルーしてる人は確実に損してるし、選べなかった人は残念ですね。これの面白さを知ってる人は選ばれし者やと思う。
また、メイキングの井口監督はいつもながら常に眠そうで目が半分開いてないね。それと同時にこの作品の井口監督は、これまでの作品以上に活き活きしてはった。細かいこだわりや演技指導してる時の表情が嬉しそうやったなぁ〜。”手の位置が1cm上!”や半ケツ具合も5mm単位の調整やった。見えなくてもダメだし見え過ぎてもダメだし、微妙なせめぎ合い。井口監督曰く”エロティシズムのわびさび”ですね。すごくいいと思います。
メイキングでウンデッドメイクの人々がご飯食べてる画は、凄かったなぁ。
女優さんたちもみな素晴らしかった。

この作品は、革命的で映画史に名を残す(伝説)作品ですね。いや、ホントに。こんな映画は他にないね。内容的にも、うわっ!って引くかもしれないけど、大人になってもこういう小学生が大好きなネタで、笑える人は信用できると思うな。うん。


・『ゾンビアス』
・『ゾンビアス』予告編
・『ゾンビアス』予告編(ディレクターズ・カット版)
・『ゾンビアス』井口昇監督インタビュー ←必見

・“和製ティム・バートン”井口昇監督週プレインタビュー

・@nifty映画 井口監督インタビュー
・@nifty映画 中村有沙&菅野麻由&護あさなインタビュー
・ORICON STYLE 中村有沙インタビュー
・ORICON STYLE 中村有沙インタビュー動画

『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』

DMO ARTSで開催中の『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』を観に行く。
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『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』

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これは、FM802の今月のタイムテーブルの絵ですね。

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オリンピックに合わしてきたのかアスリート系の躍動感ある感じの作品達ですね。それでいて、残像部分?のマチエールが、”ロールシャッハ・テスト”の様な、観る者に色々想像させる部分もありますね。これは、巨大な手から逃れてる風にも見えますね。そう言えば山下良平さんの奥さんもいらしてて、服の襟やネックレスが”手”のモチーフだったので、手が好きとか?

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おっ、こっちはやけに水感のある絵ですね。???

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ん? は、はうあ!!こ、こりは、まさか?!
これは、透明の樹脂の様なもので水の質感を表現しているではないか。
↑観よ!この瑞々しさ!しかも、奥と手前だけでなく層の途中にも描いてるね。匠ですねぇ。

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ライブペイントもやってたみたいですね。衝撃的で挑発的ですねぇ。

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わ!山下良平さん登場!

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ちゅうことで、絵の前でパチリ。

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良平さんと淳平と、これ撮ってるのDMO ARTSの慎平くん。
”平”ばっかりやね!
そんなわけで、山下良平さんの展示は、〜8/7までですよ!お見逃し無く!

”「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”

堂島フォーラムで開催中の”「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”を観に行く。(川村家にはレゴなかったなぁ。レゴある家が羨ましかったなぁ。)
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”PIECE OF PEACE – World Heritage Exhibit Built With LEGO
「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”

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”サグラダ・ファミリア”(スペイン)
スッゲーーね!

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”ピサの斜塔”(イタリア)
イイ角度出してるね。

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”聖ワシリイ大聖堂”(ロシア)
これも凄いね。

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”自由の女神”(アメリカ)
なるほどね〜。

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”モン・サン=ミシェル”(フランス)
周りに小ちゃい家が無数にあったんやね。これも好き。
ジオラマ的な木を植えてるのが効いてるね。

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”ウェストミンスター宮殿”(イギリス)
ロンドン・オリンピック始まりましたね。

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”コロッセオ”(ローマ)
真ん中らへん、目チカチカするね。

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”ピラミッド”(エジプト)
一見レゴに向いてそうやけど、細かい崩れ具合や質感再現してるね。

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”アンコール・ワット”(カンボジア)
これもスゲーね。微妙な色味や破壊され具合を再現してるね。

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”厳島神社”(広島)
日本も負けてまへんよ。
日本の世界遺産は他にも色々あったよ。

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802の人もいてはるよ。

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中々ワクワクしたね。
どこの世界遺産も、生きてるうちに行ってみたいもんやね。

『ドラゴン・タトゥーの女』Blu-ray

デビッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』Blu-rayを、
ようやく購入。ホントはAmazon限定版が欲しかったんやけどね。
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『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年/アメリカ/158min)


感想は、以前劇場で観た時ので>>(1回目2回目)。
いや〜〜〜、ルーニー・マーラたまらん!劇場公開時はあるシーンでモザイクかかっててその後、限定公開で無修正版が公開されたんやけど、それは行けんかったんやけど、今回のBlu-rayは、その限定公開版が収録されてるということで。で、モザイクはなくなってたけど、1カ所だけボカシ入ってたけど、あの部分は劇場でも入ってたのかな?とは言え、別にモザイクなくても何て事ない感じやったし、モザイクにした方が変に卑猥やったよね。
あとは、特典で、メイキングや出演者・スタッフのインタビューが細かく何本も入ってて長いね。1回1回、クレジットが出て、ウチのBlu-rayだけなのか、一々読み込みに時間かかってちょっとストレス。”ALL PLAY”があったら良かったのにね。ま、細かく分割されてるから2周目以降は、ピンポイントで観たいとこ観やすいんかもしれんね。裏話や、オフのルーニー・マーラリスベット・サランデルでないルーニー)も観れて嬉しかったね。

普段低予算系の撮影期間2週間前後系の映画を観る事も多い(西村監督は1日300カット近く撮らはる)けど、それはそれで工夫して撮ってはるけど、お金も撮影期間もあるのは、テストやテイクを何度も重ねて撮り直してて、それこんなクオリティなるは!って感じやったかな。あとは、結構CG使ってて、それ知ってから本編観ると、細かい部分が全部CGなんちゃうか?って観えてくるね。
そんな感じで、これは買いですよ。


・『ドラゴン・タトゥーの女』特報

・『ドラゴン・タトゥーの女』予告篇

・フィンチャー監督とルーニー・マーラが会見

・Rooney Mara ‘The Girl With The Dragon Tattoo’ interview

・『ドラゴン・タトゥーの女』オープニングタイトル
・ルーニー・マーラが乗ってたバイク

・『ドラゴン・タトゥーの女』のVFX

『へんげ』

京都みなみ会館大畑創監督『へんげ』を観に行く。
京都にやっと来ましたね。ネットやtwitterでの情報を遮断するのが大変だったけど、やっと観れましたね。(ちゅーかもうDVD出ちゃってますね)

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この日は、大畑創監督(『へんげ』)と今泉力哉監督(ヴァージン『くちばっか』)の舞台挨拶があって豪華ですね。『へんげ』上映前の『ヴァージン』今泉監督舞台挨拶も観せてもらったけど、今泉監督は見た目も語り口も仙人かヨガの達人の様な悟りを開いたかの様な存在でした。

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『へんげ』(2011年/日本/54min)

いや〜、クオリティが高い!低予算(大畑監督がバイトしてお金貯めて撮ったんやって)の自主映画なのに、美術面、役者さんの演技、VFX、音楽がどれも重厚で細部までこだわりを感じる。33歳とまだ若いし、若い人の自主映画って大体(話の面白さは別にして)どっかチープで役者さんも知合いや身内の人で演技にばらつきがあったり、善くも悪くも自主映画って感じのが多いし、等身大の何気ない日常を描いた系作品はともかくとして、こういう特撮系・ゴア系のはなおのこと特殊メイクやVFXがチープになりがちだけど、この大畑監督の重厚感は凄いね。このジャンル的に若手で貴重な存在だし、今後の作品も楽しみですね。


『大拳銃』(2008年/日本/31min)

大畑監督が映画美学校の卒業制作作品。これも凄い。
卒業制作系で注目される人の作品でも、↑先に書いた通り、善くも悪くもクロリティが自主制作!って感じやけど、この大畑監督の『大拳銃』は骨太で重厚感が凄いね。映像の質感も小道具の質感(あの銃はプラスチックらしいけど)は凄いね。役者さんもみな良かったし。特殊造形の表現も全然安っぽくない。末恐ろしいですね。


・『へんげ』
・『へんげ』特報
・『へんげ』予告編
・大畑創インタビュー(「映画美学校」)
・大畑創インタビュー(「映画と。」)
・大畑創インタビュー(「OUTSIDE IN TOKYO」)

・『大拳銃』
・『大拳銃』予告編

・「へんげ」×「ハカイジュウ」実写PV
・恐怖バーUSTREAM「新世代の逆襲」ゲスト:大畑創・内藤瑛亮・今泉力哉

『神話戦士ギガゼウス』

『神話戦士ギガゼウス』待望のエピソード3&4のDVDが出ましたよ!
ちなみに1&2はコチラ
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これは関西テレビの深夜にやってたんやけど、観てない人は損してるね。

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こんなムック本も持ってるよ。
そして、本放送もおもしろかったけど、これは何回観てもおもしろいね。
で、このエピソード3&4は結構コメディターン多め回(この後、また展開がガラッと変わってく)で、かなり満足いく一品やね。メイキングや座談会があるのが嬉しいよね。やっぱみんな必死で笑いを堪えてやってたんやね。古屋雄作監督含め。
これは名作やは。また絶対続編撮って欲しいは。