柔術家作り…26

で、合わなかった部分を埋め、さも何もなかったかのように振る舞う。(おお〜〜、パッと見全然分からへん!)それから、元々ボクは不器用な人間なワケで。。。受験生の時なんか試験でデッサンが必要不可欠なわけで美術研究所でデッサンを習ってたんですが。モチーフを何個も組み合わせて描くんですけど、おもっきり描き込んでから、描いたモチーフが同じ面に載ってなかったり、数cm位置がおかしかったりして。。。(はい!致命的です。)しかし、それを消しゴムで消そう(重複?)もんなら画面がコテコテの真っ黒(いや、この時点ですでにコテコテの真っ黒。。。)になってしまうので、その都度「これ切って動かせたら簡単やのになぁ。。。」とばっかり思ってたので、そういう願望(鬱憤?)もあったのかもしれませんね。

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柔術家作り…25 合体!!

まぁ、Macを使えばもっとキレイに簡単にちょちょちょっと出来るんだろうし、今なら出来きないことはないけど、切り始めた当時はMacをあんま使いこなせてなくて、手でやった方が早いって状態だったんですね。それに、元々は隠ぺい工作で始めた手法(手法ってほど大したコトしてないが)だったのですが。最初は一枚の紙に一枚の絵として描いてたんだけど、ある人物を描いてる時に顔が上手いコトいって、そのまま身体描いたら失敗してしまったんですよ。絵の具なら上から潰せるけど、マーカーなのでそうはいかない。それで別の紙に一から同じ顔を描こうとしたら、どうしても最初に描いた顔(身体失敗した方)に勝てなかったので、仕方なく上手いこといってる顔の失敗した身体を切り取って、新しい身体を付け換えたのが始まりですね。ホントにバレないように、って感じでした。

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柔術家作り…24

よし、切っちゃえ!背景のある一枚の絵ではないので、切って間を詰めればいいのだ。(おおお〜〜!!便利〜〜っ!!)あまり大きな声では言えないけど、よくあることで言うなれば切ってる数だけやり直してるといっても過言ではないのだ。切ってる部分に歴史アリなのだ。

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柔術家作り…22

柔術着の下のヒラヒラ部分。手前。『新・風のロンド』田中美奈子は、1つのシーンで怒ったり泣いたり笑ったり狂ったり忙しい役だなぁ〜。それから、夏生が亡くなった母親の写真の入ったフレームを投げ付けて”パリーーン!!”ってスゴイ割れたけど、絨毯に叩き付けた程度じゃ〜あない派手に割れへんやろ?!と思ったり。。。

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柔術家作り…20

帯を作る。普段表に出している作品ってのは切ってるからわからないけど、切る前の外側ってのはにじんだりはみ出して塗ってるので、その際をキレイに分断すしているのだ。濃い色や深い色出す場合は、どうしても塗り重ねないといけないし、隣の違う面まで浸透してしまうので、切らないといけないといけない。逆に言うと切ればいので心置きなく何重も何重も塗り重ねられ、イメージの色を出せるまで専念できるのだ。で切る。調べると柔術には、白→青→紫→茶→黒と帯があって、特に柔道や空手のような昇段試験はないらしいですよ。柔術の帯は、その師匠や自分より上の色の帯の人が、その選手の力量をどれだけ認めているかという物であって、師匠が勝手に好きな帯の色を決める事が出来るらしいですよ。だから師匠によってその帯の色の価値も違うので、例えばホイス・グレイシーが授けた黒帯は、世界に数本しかないと言われてるらしいですよ。ふぅ〜〜ん。で、黒帯にしました。ビジュアル的にも意味合い的にも他の色ではしっくりこないので。この人、強いのです!

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柔術家作り…15

ワッペン(パッチ)を貼っていく。うん、『新・風のロンド』は、大介かわいそうでしたね。けど、多分ああいうパターンって夏生が、あの物置きで大介が買ったバイオリンを発見する。けど、その時点ではまだ、そのバイオリンの意味が分からない。それで、美絵(伊藤さんのほうでなく。。。)が夏生かトモに「お父さんからもらったバイオリンどうだった?」とか聞いて、「え?これはおじいちゃんに買ってもらったのよ?」とかなって、「あ!あのバイオリン…、おとうさん…」ってなるパターン・・・と、読んでるのだが。。。でないと大介かわいそうだ。血管も切れそうだし。。。うん。http://www.tokai-tv.com/kazerondo/

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