作者別: pictron
※お手は触れないで下さい。
カフェ閉店後、jimama・テルミーとA Hundred Bird・ジュンコロさん(京都)とMプロデューサーが来てくれる。テルミーは、多忙なスケジュールと創作活動の合間をぬって、沖縄からたまたま(ホンマかいな?!)来てくれる。と言っても会うのは2ヶ月振りくらいか。最も南から個展を観に来てくれた客人であろう。
いつもと逆の風景!
そう!それでdevice.cafeの真向かいのビル2階のごはん屋さん『聚らく』に移動。ホント真向かいで、個展中ずっと気になってたので行けてよかった。しかも、いつも見てた逆の風景がなんか変な感じ。
ここのオムレツもやるな。
雲で山が見えない。
ある日のカフェでの風景。
”galerie weissraum”
川端二条下ルにある”galerie weissraum”(バイスラーム)へ。受験生時代通ってた研究所がやってるギャラリーで、最近大リニューアル工事をしたとのことで、それを見に行く。モロ川端通り沿いにあり道を挟んですぐ鴨川なので、この時期かなりキモチがイイ。(ほんとはケムシがいっぱい出て大変らしいけど。)
名前通り白い。
御池大橋から見た三条大橋。
ホント、チャリンコに乗るのがキモチイイ季節。鴨川も、緑がもりもりしています。その後、文椿ビルヂングで池田考友展示をチラ見しつつ、古今烏丸shin-biを見に行きつつ、device.cafeへ。京都はチャリがあると色々移動出来る、ちょうどいい規模の街です。
『文椿ビルヂング』
『shin-bi』
JUMPEI KAWAMURA EXHIBITION
つ、ついに!全貌が明らかにっ!!
Tシャツはじめました。
お蔭様で。
本来なら今日が最終日だったんですが、お蔭様で大好評につき?5月31日まで期間延長になりました。ここまで3週間アッちゅう〜間でしたが、いつも個展最終日になると、もう終っちゃうのかぁ〜と寂しい感じになるのですが、今回はその感覚からプラス1週間!っていう、何か得したような凄い嬉しいですね。去年の服のポケットからお金が出てきたような感じ?そんなん一回もないけど。。。(絵の締切りとかも、「ハイ!実はあと1週間!」とかなら凄い嬉しいのにね。)で、今日は夕方くらいにちょろっと顔を出す。最終日だと思った方が駆け込みでぞろぞろ来てくれる。ある人は電話で「すいません、行けませんでした。。。」とわざわざ連絡頂けるが、延長のことをいうと来れるようになり、いや、延長してよかったです。というわけで、Tシャツですが多分明日あがってくる予定だそうです。明日列べ〜のなので明後日には完璧だと思いますが、これまた予定なのでどうなるか。。。詳しくは追って!
ちなみに、”2006.4.6”のmemo(blog)の髪は、この人のでした。
”MENU”
コラボメニュー。
果たして、写真ではなく絵で注文するのだろうか?!サラダ丼も回鍋肉丼みたいだし。。。けど、イイ感じで出てるみたいですよ。展示を観に来てくれてる人が結構頼んでくれてるみたいです。原画も密かに展示しております。ちなみに、この手書きの文字はボクが書いたのではなく、device.cafeのスタッフさんの字です。
サンプル1(2000年 148×100mm)
なぜ、似顔絵を描かなくなったかという話(1)
僕は以前(5〜6年前)路上で似顔絵を描いてたことがあるのですが、個展をしているとその当時似顔絵を描いた方も来てくださいます。実際に当時の絵を持ってきてくれる方も多く、今でもその絵を大切にしてくれてて凄く嬉しいです。が、5〜6年前の絵を今見るってのは中々恥ずかしいものがあります。女優として活躍してる人が昔のアイドル時代の恥ずかしい映像なんかを見せられるような感じだろうか?もちろん嫌とかではなく、嬉し恥ずかしな感覚だ。僕が似顔絵を辞めてから5年以上になるのだけど(過去の個展で1日だけ期間限定で似顔絵を描いたりしてましたが)、今でもたまに「もう似顔絵は描かないんですか?」と聞かれることがある。そのたびに「ゴメンナサイ。今はもうやってないんですよ。」と答えてるのですが。多分それを聞いた方は、「あぁ、もうイラストとかの仕事してはるから描かはらないんですね。」的な感じで思われるかもしれませんが、そうではない。もちろん、当時「川村淳平って知ってる?」ってなった時に「あぁ、アノ似顔絵の人やろ?」ってイメージがついたら嫌なので辞めたというのもありますが、それだけではない。その、何で似顔絵を描かなくなったかの話をします。下の絵は、当時見本として列べていた絵。ハガキサイズの紙にコピック(筆ペン状のマーカー)で全部描いています。
コピックのインクは、ご覧の通り非常に滲む(にじむ)性質がある。背景やほっぺたなどグラデーションにしたい場合は、その滲みが有効的に働きます。が、諸刃の剣で当然ながら、輪郭線など滲んでほしくない部分も潰れてしまいます。。。なら、滲んで欲しくない輪郭線は滲まないペンで描けばいいじゃんか!となりますが(ま、もちろん今はそうしてますが。)それだけではすまない。深い色を出したい時は何重も何重も塗り重ね(重複?重々複?)て色を出す。絵の具はどっちかというと紙の上に”のせる”(種類や技法により異なるが)という感じだが、コピックはマーカーなので紙に”染込ます”という色の出しかたなのだ。したがって、どんなけマスキングテープで塗ってる隣の面をガードしようが、紙の内部から余裕で隣の違う色の面まで染込んでいきよるわけです。なので現在”切り絵”にしてるのは、それを防ぐためって理由もあるのです。今は切ればいいので、何も気にせず何重も何重も塗り重ねる(重複?重々複?)ことが可能になりました。そういう風に、通れなかった道を何とか違う方法で、違う道で向こう側に行けた時に、新しい技法が生まれるのではないかなと日々思うわけです。