『SCRAP』と『clap』。

余談ですが、この『SCRAP』、創刊号から全部持ってます。。。下は、『SCRAP』の前身『clap』。これも創刊号から全部取ってあります。(ROBORITCHER VOL.0 はおまけ。)コレクター気質なところがあるので。。。そうそう、次号が2月頭に出るそうですが、とある企画で、ちょびっと絡みがあるかもです。どんな感じになるのか分かりませんが、楽しみです。

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『文作りコンクラーベ』

今日は、ART COMPLEX 1928であった『文作りコンクラーベ』というイベントへ。以下、フリーペーパー『SCRAP』より。”偶然は爆発だ!小学生の頃にやった遊び「文作り」。思えばあれは単語を並び替えて新しい意味を見いだすという、生まれて初めてのテキストをめぐる冒険でした。 様々な艱難辛苦を乗り越え、酸いも甘いも知り尽くした今、大人たちが「文作り」をやったらどうなるのか。それはひょっとして革命的な一文が出来上がるのではないか。神がかり的な一文が出来るのではないか?探しにいこうじゃないか、その奇跡の一文を、っていうイベントです。いえー。?※文作り…小学校の頃によくやった、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」という5つのカテゴリーの言葉をみんなで書き、それをシャッフルして変な文章が出来上がってみんなで笑うというイノセントな遊び。「40年前、学校で、山田君が、子猫を、ぶんぶん回した」などのテキストが出来上がる。※コンクラーベ…(conclave)ラテン語枢機卿の互選による教皇選挙会議。また、それが行われる部屋。群衆は煙突からの煙によって選挙終了を知らされる。 また、秘密会議という意味でも使われる。”?と、いうもので、観客がそれぞれ「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」というカテゴリーを考えて、それをシャッフルして、それを加藤隆生氏(SCRAP編集長・ロボピッチャー)と上田誠氏(ヨーロッパ企画)が面白可笑しく解釈して奇蹟を起こそうというイベント。観客+出演者+神という、全員参加の大喜利的な、観客的には自分のがどんな風に文章に組み込まれるのかビンゴ的な要素もあるかもしれないな。プロジェクターや効果音、さらに5コのカテゴリーの他にオプションで”修飾語チャンス”や”倒置法チャンス”等がランダムに発動されたり、SCRAP専属イラストレーターの”画伯”が控えてて面白い文章が出来てそれに触発されて即興のイメージで絵を描いてスクリーンに投影するという凝りようで、何度もリハを繰り返したそうだ。この1コの遊びで2時間もいけるのか?と思ってたが、フタを開ければ、結構神が降りて来てて、あっという間に過ぎ”えっ!もう終っちゃうの?!”という感じで夜通しいけそうな感じでした。第2回があれば、また行きたいもんだ。いや〜、しかしいつもながら加藤君は実に口が達者だ。頭が良い。あまり敵に回したくない人物だ。

『SCRAP』
『ロボピッチャー』
『ヨーロッパ企画』

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サウスパーク人形?

↓ここで自分なりのサウスパーク人形作れます。だそうですよ。
http://www.sp-studio.de/

digmeの某イラストレーター(アニメーション作家、漫画家)が、やってたので、触発されて試しにやってみる。で、こんなジャングル黒べえ(赤べえ?)的な謎のキャラになった。。と言いつつ、サウスパーク自体観てないんだけどね。。。

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実は密かに。。。

密かに、portfolioページのoriginalに何点か作品をUPしてたりして。このmemoページ以外も、もっと更新しないと”topからmemoに行くまでの道が長くて面倒臭いのがタマニキズ”なんて声も、どっかから聞こえてきそうなのだが。ま、そう目くじら立てずに、おいおいと。。。それから、今日は一つ賢くなった。よくニュースで”ハイタ的経済水域”とか”ハイタ的〜、ハイタ的〜”と耳にするが、今日の今日まで、さっきまで”歯痛的”と書くと思ってたら、違うんですね。たまたま目にした文章に”排他的”と書いてあったので、そのまま読むと”ハイタ的”と読めるな。。も、もも、もしや?!と思って調べたらよく聞く”ハイタ”はこれだったのか!オイ!てっきり歯が痛い的な、目の上のたんこぶ的な、何か治療しなあかん厄介なモン的なモンやと思ってたら違うのか!オイ!(小学生が台風一過を台風一家と思ってた的な、あるあるですね。)しかし、危っぶね〜〜。他所で使わんでよかった〜。助かった〜。A.H.Oなんがバレるとこやった。。。よし、明日からあたかも、さも前から知ってたかのごとく涼しい顔して日常を送ろっと。助かった〜。
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「あ、清美だ!」

今日は、ひたすら読書に勤しむ一日。普段あまり本を読まない(集中力がない)方なので、こんな日も良いか。うん、良いだろう。”ハマの悪童”長介から、時期外れの年賀状的なモノが届く。この絵、まぁ、わりと中々それなりに悪くはないやんコレ。一時期だけ、部屋に飾っといたろ。

『長介のハードボイルド★ダイアリー』

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(某再現)

女子の気持ちを理解するために、映画『プリティ・ウーマン』と『ブリジット・ジョーンズの日記』を観る。なるほど〜。話の七〜八分目位で上手い事いって、九分目位でガクンッ!と落して、最後上手い事いくというベタな流れで安心して観れる。2つとも年代が違うので前者はストレートな感じで、後者はひねってくる感じで普通に面白い。女子の気持ちを理解するためというよりは、女子が主役で女子目線に作ってあるので、普通に女子側の目線で観れた。おもろいおもろい。ふぅ〜〜〜〜ん。なるほどね〜〜。※ちなみに、画像と本文は全く関係ない。(武藤に髪の毛あるけど。)

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『art yard Informer』no.8

フリーマガジン『art yard Informer』no.8が、digmeoutの特集で、僕も2ページ程載せてもらってます。digmeoutプロデューサーの谷口さん(2つ前のmemoのメガネの人)の、幼少期から学生時代、FM802に入るまで、そしてどういう風にdigmeoutが誕生したのか、デリケートな部分が語られたインタビューや、digmeout ART&DINERで展示をされてた姉川たくさんのサプライズ的なリップサービスありのインタビュー。後は、イラストレーターの河本詩織さん(密かに、学生時代の同級生)のインタビュー等々、計12ページに渡ってdigmeoutが特集されてます。盛り沢山です。この『art yard』は、現在関東・関西で1万部を発行しているフリーマガジンだそうで、digmeout ART&DINERにも置いてあるそうだ。その他の設置店舗の詳細は、下記で!
http://www.artyard.jp/

この『art yard』自体がモノクロなので、カラー版も載せておこう。この絵、(自画自賛だけど)個人的に結構気に入っている。絵を描いてて”コレや!”ってモンが出来て完璧やと思ってても、数カ月や数年経つと”あれ?これ良くね〜!”となるのだが。それは目が肥えたり、自分自身が成長して”今やったら、もっと突っ込んで作り込めるのに”という、以前よりも前に進んでいるという事だと思うのだが、この絵は今観ても良いなと感じる。いや、今がコレを描いた時よりも成長してないってことではないと思う(思いたい)のだけど。うん。

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『靴に恋する人魚』

今日は、街に出る。
文椿ビルヂングで、宇治のシューマッハこと池田孝友くんの展示を観つつ、COCON烏丸のshin-biで『おとぎの国、チェコからの贈り物ヴィンテージしかけ絵本展』観つつ。で、shin-bi隣の、京都シネマで映画『靴に恋する人魚』を観る。↓詳しいストーリーは下記で。
『靴に恋する人魚』


雰囲気は台湾版アメリな感じ。ストーリーは全然違うけど。とにかく、ビビアン・スーが無茶苦茶可愛い。うん、あれは可愛い。靴もいっぱい出てくるし。映画内でビビアン・スーは、飛び出す絵本を作ってる出版社で働いてるのだが、映画のパンフレットも飛び出す絵本になっている。今日は何か仕掛け絵本づいた日だ。

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”ある時〜”と”ない時〜”

そう、今回こだわったのは(全部こだわってるけど)、メガネだ。肌部分とメガネ部分とで、質感と微妙な立体感を出したかったので、顔とメガネを別々に作る。が、フレームのあるメガネだと、レンズなしの伊達メガネ(の”だて”は、この伊達臣人の伊達でいいのか?)で表現することが出来るのだが、フレームなしタイプのメガネだと、レンズを描かないといけないのでどうしたものかと。レンズ自体に下の顔とは別に”目”を描き込む(つまりパーティーセットのレンズ自体に目が描いてあるメガネ的な)ことも考えたのだが、メガネがある時とない時とで、”別の目”になるのが嫌なので、、、、(ちょっとややこしい?)

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(KODAWARI)

じゃぁ、どうしたかというと、(上画像)みたいに目の部分をくり抜くことに。仮面の忍者・赤影的な原理だ。さすれば、メガネを取っても掛けても”同じ目”でいけるのだ。印刷物や画像ではその立体感がわからないのだが、(下画像)のアングルだと、その微妙な厚みが分かるだろうか?あえてビッチリ貼らずに、軽く止めてるだけなので、ホントにメガネの影が顔に出てくれるのだ。さらに、この影は、印刷物や画像になった場合も逆にプラスに働いてくれるのだ。ま、細か過ぎて伝わらない、こだわりなんですが。。。(ふ〜〜ん。なるほどね〜〜。)(っていうか、コレ載せていいのか?ま、内緒ということで。。。)
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Tプロデューサーから。

digmeoutのボス・Tプロデューサーから年賀状が届く。毎年御夫婦で趣向を凝らした写真を年賀状にされてるのだが、sweet 10を迎えられたそうで、今回ポートレートを描かしてもらいました。

左が実写で、右が僕の絵。(っていうか、コレ載せていいのか?ま、内緒ということで。。。)時間があれば”影”も描いたのだが、、、。そこを突かれると痛いかな。。。こういう、実写と絵を同時に出されると、パッと比べられるので、普段どんなデフォルメの仕方してるのかとか、デッサンのくるい等が分かってしまうので、中々こっ恥ずかしいところがあるな。

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原画は。

原画はこんな感じ。(左下のは、黒きんタンブラーね。絵のサイズが分かるように。)いつもそうなのだが、jimamaのCDにしろ、Revival Bluesのポスターにしろ、実在の人物を描く場合、何日も何日もその絵ばっかり見て、細部まで描き込んでいくので、完成する頃には自分の絵の方が本物って感覚に陥る。その後、本人に会うと”うわっ!!!自分の絵が実写かされた!!!”って面白い現象が起こる。100%起こる。もちろん、本人が本物ってのは事実として分かってるのだが、脳なのか目なのか分からないけど錯覚を起こすのだ。それがまた、心地良かったりもする。(漫画が実写化された映画を観るような感じ?)それプラス、動いてる本人を見ながら心の中で”よしイケてる、大丈夫(似てる)!”と、絵の成功を再確認するのでした。それと、ちょっと話はズレるが以前、街の絵(jimamaのCDで建物をいっぱい描いた)を描いた時は、丸3日寝てなかったってのもあるが、完成して家の外に出るとそこら中にある建物が、凄い3D的な立体に見えたことがあった。現実の現物だから立体的ってのはあ当り前なのだが、その現実以上に3Dに飛び出てきたことがあった。それで、電車に乗ったら(手前のモノが早くて、遠くのモノがゆっくり流れるけど)景色が凄い立体で凄い数のレイヤーに見えて、あれは楽しかった。あの現象はそれ1回きり(それ以降、複数の建物描いてないからか?)で、不眠とかあらゆる条件が重なってのことだろう。そんなとがあった。スポーツ選手やレーサーが、スピードの向こう側を見た瞬間的な?そんなええもんちゃうか。。。多分、アナログにしろデジタルにしろ、いっぱいレイヤーを重ねて作ってる系の人は、この現象起こってるんちゃうかな〜?

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月刊『MdN』2月号 vol.154

1/6発売の”グラフィックとデザインの最先端を追求する総合情報誌”月刊『MdN』2月号 vol.154に、載せてもらってます。毎回アイデアとセンスが光る個性派サイトを紹介するコーナー、”WEB SITE a GO GO!”で、このjumpei-kawamura.comのことが2ページに渡り、紹介されてます。このサイトに関する色々な仕掛けや秘密、あんなことや、こんなことが惜し気もなく赤裸々に語られてます!買わぬ借りぬは許しません!書店へ急げ!迫真のリアルを見逃すな!!

月刊『エムディエヌ』

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完成!

で、やっとこさ完成!
例の某タンブラーと比べると(比べるとって、タンブラーの黒クマの絵と、完成度を比べるってことじゃないよ!)えらいデカなってもた!
(ちなみに原画は、約900×570mm位ある。)


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HAPPY NEW YEAR!

ということで、ここにきてようやくあらためまして、、、あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。っちゅーことでこの勢いで、
川村淳平2007年も、ますます驀進(バクシン)します!!

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