『ベティの小さな秘密』

『ベティの小さな秘密』を観る。脚本は『アメリ』の人みたい。
主人公のベティが、かなり可愛い。ファッションもいいんだけど小学生サイズのチャリンコが可愛いくて凄い似合ってる。
”ベティの小さな秘密”ってタイトル通り、少女に起こった小さな秘密の話なんだけど、本人的には大きな出来事、周りから見たら本当に小さい出来事で登場人物も少なく行動範囲も狭くミニマルな感じ。なので、観てる分には「え?終わり?え?それだけのこと?」的な印象だったけど、子供の”小さな秘密”って最初から言ってるし意図通りっちゃぁ意図通り。その”小さな秘密”感を出そうとしたんだろし。
観る前の期待よりは派手なことはなかったし、そういう映画ではないんだろう。映像の美しさやベティの可愛いさ、世界観を楽しむっちゅー感じかな。
白夜なのか?分からないが、夜の表現が昼間の曇りの様な明るさで、その色味や質感がイイ感じ。楳図先生は昼間を夜みたく描き込まれるけど、その逆な感じ?
まぁ、サラッと観る感じか。うん。ベティは可愛いですよ。
どっかの鹿児島の男が今実家に帰ってるみたいで、そこにあった自分の子供の頃の写真画像をメールで何枚も何枚も送りつけてきて「可愛いやろ?可愛いやろ?」ってしつこく同意を求めてきて(実話)気色悪いけど、そんなんとは雲泥の差だ。

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『ベティの小さな秘密』

『ベティの小さな秘密』Trailer

絵描き小澄源太の初写真展『超日常 外と家(うち)』

”愛ロメ”ドロドロしてきましたね〜。今までの昼ドラは女同士のドロドロが多かったけど、このドラマは、弟の亮太が大分狂ってますね〜(まぁ、全員おかしいけど)。杏さゆりも関係ないのに首突っ込んで勝手に掻き回して面倒臭いですね〜。ホント、要らんことしぃです。

millibar GALLERY
で開催中の小澄源太さんの写真展を観に行く。

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『超日常 外と家(うち)』

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凄い人は何をやっても凄いですね。天が何物も与えてる。カリスマです。
絵同様、衝動的な写真が良い生々しさで、何か愛情を感じる写真でした〜。

尾崎カズミ展「森はともだち」

Calo Bookshop & Cafeで開催中の、尾崎カズミさんの展示「森はともだち」を観に行く。

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そう。あの、あのART cubeでお馴染みですよね。(←親子の写真がイイっす!)

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イイ感じの古いビルの5F。こんなとこにアートブックの店あったんですね。
(おわ!チキンカレー美味そう!)
ちゅーことで、作品の方は、いつもの感じあり、版画あり、キャンバスあり的な感じで、個人的にキャンバスのが良かったです。常に森や木を描かれてて、ホンマ森好きなんだな〜っちゅー感じでした。タイトル通りです。

「メルシ 辻元小百合展」@iTohen

iTohenで開催中の辻元小百合さんの展示を観に行く。

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「iTohen」

本人にお会いしたことはないけど、先日のアミューズ アートジャム 2008(その前にも何回か出展されてて)に出されてて、この個展のDMが置いてあったのだ。

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リアル系の人で、個人的にこういうリアルもの好きなので観に行ってみる。
今回は花の絵。
スーパーリアルを100としたら、85ぐらい?に抑えたリアルというか、リアルだけどデフォルメが加わってるというか。とんがった感じじゃなく良いマイルドさがあって、写真から描かれてるのか実際のところ聞いてないから分からないけど、多分写真資料の段階でソフトな感じにしてるのかな?花の柔かいタッチにも合ってるし、キャンバス地の格子状質感も気持ちイイ(絹目的な感じで)。光もだけど影の部分がたまりません。部屋に飾りてー!!って感じでした。

あと、余談だけど、
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iTohen
に行く途中の、このY字路スゴイよね〜。
刺さりそうな位とんがってます。
横尾忠則さんのY字路を観るたびに、ここのY字路を思い出します。
ホンマ刺さりそう。今度左行ってみよ。

『東京残酷警察』

『片腕マシンガール』に続く、
TOKYO SHOCKシリーズ第二弾の『東京残酷警察』を観る。

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”TOKYO SHOCK”
シリーズってのは、北米のソフトメーカー”メディアブラスターズ”=FEVER DREAMS PRODUCTIONが贈るスプラッターでビザールなアメリカ製ニッポン映画シリーズ。ちゅーことで、海外向けに日本のスプラッターを紹介するという趣旨?なので、逆輸入な感じ。なので、日本では色んな規制や内容的に出資してもらえなかったりするので残酷描写が抑えられるんだけど、これは海外資本なので、かなり自由に出来たらしい。(ちなみに、アメリカ側の規制としては子供と犬猫だけは殺すなってことだけらしい)

ちゅーことで『東京残酷警察』を観る。
『片腕マシンガール』も含めてだけど、日本人が日本人向けに撮った”日本”ではなく、外国人が撮った”日本”でもなく、日本人が海外向けに作った”日本”の逆輸入なので、日本だけど日本じゃない感じ?上手いこと言えないけど何か科学変化が起こってる。”外国人はこんな日本好きなんでしょ?”的な悪ノリ感が面白い。
スプラッターで大量に血が出たり人体が吹っ飛んだりするけど、洋画の殺人鬼的な怖いのでなく、邦画の「リング」とか「呪怨」的な怖いのでもなく、エグいんだけど何か笑ってしまうのだ。多分、漫☆画太郎先生の漫画的なニュアンス?(スプラッターってのは本来そういう楽しみ方らしい)それに、確実に笑かそうとしてるしね。アナゴさんはウケた。

あと、ヒロインのしいなえいひさんがイイ!美人なんだけど美人じゃないような、けど美人というか。ルーシー・リュウ系のアジア人的な顔立ち。スタイル良い。昼ドラ「白と黒」の西原亜希さんか、かすみ果穂さんに顔が似てるかも。こういうヒロインが良いってのは映画的にも大きいよね。キャラというかカリスマというか衣装も重要ですよね。そういう色んなモンのバランスが良いんだろね。他の登場人物も良いし、『魁!!男塾』の監督で剣桃太郎役の坂口拓さんが特別出演してるんだけど、その桃をしいなえいひさんが日本刀で斬るのも面白い。ただ、パトカーのデザインがもっちゃりして合ってなかったかな。殺陣シーンももうちょっと観たかった。
アニメやゲーム的な表現を規制を気にせず実写化したような映像。こら、海外でウケるは。会田誠的な感じもあるかな。何でもアリな感じなので、わぁ!最後そんなんなっちゃうか〜!的なラストだし。

いや〜〜、TOKYO SHOCK激熱ですよ〜〜!!目が離せません。
シネ・ヌーヴォだと『東京残酷警察』の上映に合わせて『片腕マシンガール』も上映されてるのでセットで観るのがお勧めッスよ!

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↑パンフレットを買ったら裏面がB2サイズのポスターになってますよ的な仕様なんだけど、この折り線入るの嫌よね。折り線なしのポスターが欲しいところだ。『片腕マシンガール』もだけど、ポスタービジュアル無茶無茶イイよね。(高橋ヨシキさんデザイン)

『東京残酷警察』Official Site
『東京残酷警察』Trailer

『東京残酷警察』劇中CM01”東京警察株式会社PR”
『東京残酷警察』劇中CM03”リストカッターG” ←アホやこれ!!

ここ最近、描いてる人物の顔は大分影を減らしたナチュラル系になって(して)きたけど、またコントラスト強めの影キツめな感じにいっちゃいそうだ!

MINAMI WHEELとかぶってごめんな祭

つーことで、今日はハロウィンなわけで。digmeout ART&DINERへ。

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お、アレ貼ってますね〜。

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こちら、守口の西島洋介山ことプロレス仲間のN氏。お得意の仮装で登場。
(コウモリの蝶ネクタイがカワイイ)
が!!なんとミナミホイールとかぶってしまったらしくて、ハロウィンどころじゃないようだ。N氏涙目。

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つーことで、急遽ミナミホイールを観て回る。観れた。
んで、ダイナーは混んでたので、味穂で一杯やって帰る。
アメ村は結構仮装した人がウロウロしてますね。外国人率が高いかな。
鬼太郎もおりました。

「ハロォーーーーー!!ウィ〜〜〜〜〜ン!!」

んで、この2人を合わせると、こんな感じ。20081030a.jpg
とどのつまり、コレだ。

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まぁ、要はハロウィンちゅーことですは。
普段の絵と違って、特例的な感じですかね。
右に写ってる、ペンでも分かる通り、結構でかい。つまり力入ってます。

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「ハロォーーーーーーーーーー!!!!!」

20081030d.jpg「ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!」(この文字も貼付けてます。)

パソコンに取り込んだのが、こんな感じ。20081030e.jpg
上の方は文字が入ることを想定して、単色系な感じに。
真ん中のは、かぼちゃ的なもんだけど、長細いからどうなんだろうね。
ちなみに、奥の仮面の人らはコレ。ここだけの話ね。

ちゅーことで、これdigmeout ART&DINERのハロウィンのイベント的なモン用に描いたんだけど、そのイベントの詳細がよう分からんのですは。。。
滅っ茶苦茶!滅〜〜〜〜〜〜〜っ茶苦茶!力入れて描いたので、まぁどっかで目にすることがあれば!的な感じですかね。

「にんにくラーメン、チャーシュー抜き!」

今日は急遽早朝から片道4時間掛けて母の実家の丹後へ
大型冷蔵庫とベットを車で運ばないといけなくて、運転席を限界まで前にしーの、背もたれ直角になりーので、無理矢理積んだら、後ろも見えないし凄い縮こまって(でも姿勢は良い)なんとか運び終える。
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↑こんな感じ。実際座ってる画像じゃないから、この幅伝わらないかな。

昼に向こうの家で出してくれた豚の角煮的なものを美味い美味いと食べてたら、なんと裏の山で捕れたイノシシの肉(今日は獣肉の日?)だった!
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そんなこんなありつつ、またすぐに4時間位掛けて帰ってきました。しんど。

さて、昨日の続き。
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楳(某)大先生風に。

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まさか自分がこの制服を描くとは思わなんだ。

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ちょっと左手がおかしいか。まぁ、こういう場合は最終的にトリミングするので。

『アイズ・ワイド・シャット』

スタンリー・キューブリック監督『アイズ・ワイド・シャット』を観る。
今描いてる絵で”仮面”の資料が必要で(確かヴェネチア的な仮面が沢山出てた記憶があったので)観てみる。公開当時観に行った時の印象は、”要は浮気してゴメンなさいっちゅー話か”的な印象だったけど、今観たら普通におもしろかったかな。時間が全く気にならずにテンポよく観れた。何か良いエロさだ。

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『アイズ・ワイド・シャット』Trailer

Art Exhibition 2008 empty garden

研究所時代の大先輩オクチンさんことmasaco.さんが参加してるグループ展を観にbattering ramっていうところへ。フライヤーを見るとアラ?あの、あの西淑さんも参加してますね〜。

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「Art Exhibition 2008 empty garden」

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会場は1F〜3Fまであって鰻の寝床的に長くて広い。
土禁で気持ちがいい。

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お!何やらシャツが掛かってますね〜。

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これ、masaco.さんのシャツ。(奥の絵は、違うよ。)

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ミニサイズのシャツ的な何かを入れる的な入れモンですか?
会場的には服ありアクセサリーあり、陶芸ありと雑貨系の展示のようだ。

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こんな感じで、お皿に絵を描いてる人もいるようだ。

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ほ〜〜〜。ユニークな。

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何かイイ感じの絵を描く人ですね〜。

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この会場は、何屋さんかよく分からないけど(サロンやって)、こんな見たことない飲みモンを飲んでみる。
「ダイヤレモン」っちゅうサイダー的飲みモン。神戸の地サイダーらしい。
(あ!布引が出してるのか)
味はあっさりしてて、何か上等な感じがしたかな?時間が経ったから味が思い出せん。。。
そんな感じ!

ORIGINAL PHOTO PRINT EXHIBITION 2008

フォトグラファーの加地亜希子さんがグループ展をしてるとのことで三条高倉(京都文化博物館の隣)にあるPHOTO GALLERY 191へ観に行く。

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ギャラリーがあるDUCE MIX BUILDING
厳密には、京都写真クラブ代表の森岡誠さんのオフィス”京都逸品計画研究所”内での展示。

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お、やってますね〜。
このビル3F〜5Fは色んなアトリエやオフィスが入ってて、それがイイ感じのサイズでちょっと基地っぽくてうらやましい。このビルの上上がって(重複?)みたら分かりますは。

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この手前の部屋が、PHOTO GALLERY 191。

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(ササッ!パシャッ!!)

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こちら加地さん。
互いに撮り合って、何かSWATとの銃撃戦的な感じ?

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っちゅー感じで10/30(14:00-20:00)まで。
出展者のどの作品も、滅茶苦茶好きな世界観。滅茶滅茶カッチョイイ。
京都写真クラブ代表の森岡誠さんの作品は、どストライクで欲しいところだが懐的に厳しいので、次チャンスあったら購入したいところッス。

『ぐるりのこと。』

「クリリンのことかーーーーーーーッ!!!」

いいえ、『ぐるりのこと。』です。を観る。お!良かった!
法廷画家とその夫婦の10年の話。夫のリリー・フランキーさんのひょうひょうとしたキャラも良いし、妻の木村多江さんたまらんですね〜。凄い魅力的。イイよね〜。
ちょいちょい色んな人が脇役で出てて、雰囲気的にも笑かそうとしてないんだけど、おもしろい空気が漂っている。長回しのシーンも多く、普通に観てたら「おわ!そういやこれ1カットで撮ってるやん!」ってビックリする。結構長い。
夫婦のドラマもイイんだが、法廷でのやり取りも中々おもしろい。その10年の中で起きた某地下鉄サリン事件や連続幼女誘拐事件等の実際あった社会的事件を模してて、石井輝男監督の『地獄』を思い出す。
あと、無性に絵描きたくなった。絵を描くってイイよね。
うん。良かった良かった。
木村多江さんエエなぁ〜。

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『ぐるりのこと。』
『ぐるりのこと。』予告編

Coffin Car

昼ドラ「温泉へGO!」「愛ロメ」もおもろいですね〜。
「愛ロメ」は、ホントいとうあいこさん可哀想ですね〜。恭介も亮太もヒドいです!復讐の気持ちも分かるけど、観てて腹立つくらいヒドい!この憎悪がどう愛情に変わるのか見物です。

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屋根の上に、大工方の人を乗せる。

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これは七海(ヒロイン)。ミニサイズの人間も中々イイなぁ。

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霊柩車の横を走ります。右後ろはケンタ。

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手前が陸くんで、その左後ろがヤマト(主人公)。

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んで、こんな感じ。

霊柩車の窓から

黒木の野郎!また性懲りもなくブログ始めやがったよ!鼻持ちならねぇ野郎だな〜!ってこんな感じでええのんか?
連日連夜「告知しろ告知しろ!」って電話してきやがって!

新生「長介のハードボイルド☆ダイアリー」

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昨日のセンチュリーの荷台にだんじりを載せる。
ちなみに小説『僕と健太と七海の最後の祭り』の中にはこんなのは登場しない。だんじりと霊柩車を別々描く予定で、宮型の霊柩車を調べてたら「あ!これ合体させりゃ、エエやん!!」って閃いて合体させる。若干本文のネタバレの様な気もするがこれだけじゃ分からんと思うので、試しに買って読んで確かめて下さい。

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この”手に持てる”感が、なんか嬉しいんだな。
っちゅーか、霊柩車って普通に売ってるんですね。個人で乗るにはかなりパンチが効いてますが。コレもイカついですね。