『お姉チャンバラ THE MOVIE』

福田陽平監督『お姉チャンバラ THE MOVIE』を観る。
元々ゲームが原作みたいなので、正直たぶんアカンにゃろなぁ〜と手が出なかったけど、アクション監督が小原剛さんということで観てみる。VFXは鹿角さんでしたね。撮影監督も長野泰隆さん。

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『お姉チャンバラ THE MOVIE』(2008年/日本/80min)


原作のゲームは知らないけど、ゲームが原作だからゲームやマンガみたいな設定や演出になるはなと。間違ってはないなと。ゲームちっくな演出だからイイところと、ゲームちっくな演出だからダサいところと両方あるかな。後者の方が多かったけど。敵との間合いが近かろうが遠かろうが刀振るだけで倒せちゃうからどんな状況でも無敵ですはな。超(スーパー)サイヤ人黄金聖闘士(ゴールドセイント)みたいな光速を超えた様な動きになったのは笑ってしまったけど、ここまでやっちゃうとアリなのかもしれない。
後はキャラや場所とシリアスな演技が合ってないところや、主人公のテンガロンハットにビキニに日本刀なのに無口なキャラ(主張したいのかしたくないのか、どっちなんだい!的な)も、全部ゲームやから!で説明つくし、許されるんだろうね。主人公よりのビジュアルの方が好きかな。回想シーンで刀の持つ手が左右逆だったけど。
後は諏訪太朗さんの基地?研究所?があんな巨大は建物だったにも関わらず、使われたのは1Fのエントランスみたいなとこだけだし、いとも簡単にたどりついたよね。ま、20XX年の荒廃した時代の話だから、廃墟ちっくなところに入り込んでその一部分のスペースで研究してたのかもしれないけど。
鎖の付いたトゲトゲの鉄球を使う娘がいたけど、鎖部分のペイントがはげはげでしたからプラスチックの黄色い鎖が見え見えでもうちょっとちゃんとやったらいいのにね。

・『お姉チャンバラ THE MOVIE』
・『お姉チャンバラ THE MOVIE』予告篇
・ネタバレだけど、最後の闘いシーン
(↑途中からドラゴンボールみたくなるよ)