夏目漱石原作のオムニバス映画『ユメ十夜』を観る。
『ユメ十夜』(2007年/日本/100min)
十人の監督がそれぞれの解釈で各1話(10分)担当したもの。市川崑監督から豊島圭介監督・清水崇監督に山下敦弘監督に松尾ズズキ監督まで。さらに特殊造形は西村映造に、VFXは鹿角さんだ。不条理系の夢の話なので、ストーリーがどうこうって感じではないかな。監督がどういう風に解釈したか。その幻想的な雰囲気を映像化するか。
清水厚監督、市川崑監督のは結構好きな世界観。松尾スズキさんのが単純明快で好きかな。山口雄大監督は、う〜〜ん。この人の作品は1度も面白いと思ったことがないね。今度こそはと毎回あまりハードルを上げずに観るけど、この人はギャグのセンスはないと思う。”実写化できそうにないギャグ漫画を、あえて実写化する”ことで有名だけど、やることに意味がある的な感じでセンスは感じない。
・『ユメ十夜』
・『ユメ十夜』予告篇