そんなわけで、昨日は楳図ファンの方々とひょんなことから交流をもてたので、本日は楳図先生の縁の地を巡る聖地巡礼ツアーへ参加。早朝から南海電車の難波駅に集合。そこから50分位かけて和歌山の橋本駅へ!
お!しましまの人が目立ってますね。赤黒しましまが伊藤弘二監督。
初対面の人や昨日初めてお会いした人らで聖地巡礼する感じが映画『サン・ジャックへの道』を思い出す。
なんでこの地に来たかと言うと、そう!!駅前広場に”まことちゃん像”があるのだ!!
(↑この画像はネットで拾ってきたんだけど)本当だとJR橋本駅の左隣は、南海橋本駅の駅舎があるはずなんだけど、、、ないぞ?!ってことは↑上の画像を観てもらったら分かると思うけど、南海電車の駅舎が改装中ではないか!!”まことちゃん像”があるべき所にない!!おい!!
ってことで、橋本市観光協会の方に特別に許可をもらって、改装中の敷地に入れてもらう。
あら〜、『漂流教室』の大和小学校跡地ばりに何もない!!
”漂流駅舎”ですね!!
ということで、発見出来ず。工事業者の倉庫かどこかにあるかもしれないのだがお盆で休みだそう。画像は、多分この辺りにあったであろう場所。残念。
そして、その様子が橋本市観光協会ブログにおもっきり載ってますよ。
そんなわけで、気を取り直して、
JRで4駅行ったとこにある奈良県の五条駅へ。
そう!楳図先生が育った土地だ。
そう!正解!!”まことちゃん地蔵”があるのだ!
6月頃に出来たらしく、まだピカピカですね。
そして、これを作られたのがすぐ脇にあるお好み焼き屋さんの井上さん。
井上さんは楳図先生の4つ下の幼なじみなのだ。
美味しく頂きました。”まことちゃん地蔵”観に来る人は、絶対寄った方がイイと思いますよ。色々レアなものを見せてもらったり、お話を聞けるんじゃないですかね。
そして、腹ごしらえして五條市をウロウロ散策。
こちら楳図先生の生家。借家なので今は別の方が住まれてるみたい。
金子デメリンさんが以前描かれてたコレですね!!
長らく期待されている、金子デメリンさん著の楳図先生の伝記漫画の発売が非常に待ち遠しいですね。気合充分のデメリンさん、早く読みたいです!!
そして、もうちょっと行ったとこにある、先生が通ってた五條高等高校跡地。
学校はもうないけど、こんな石碑が!
これまた『漂流教室』の”大和小学校の862人の霊ここにねむる”的石碑じゃないか!(もちろんこれは慰霊碑じゃないよ)当然『漂流教室』の方が全然前(1972年〜1974年)だし、この石碑は楳図先生の影響を受けてる可能性もあるね。
そして、この踏切はよく轢死事故があったらしく先生にも色々影響を与えたのだそうな。
そんなわけで、この日は無茶苦茶暑かったんだけど、井上さんがかき氷をご馳走してくれました。ご馳走様です!
ちなみにコレ、『猫目小僧』に出て来た五条駅。
連載は40年前なので、改装してるのかもしれないけど、雰囲気残ってますね。
楳図ファンの方と井口監督の実写映画『猫目小僧』の話になると中々耳が痛いよね。僕は楳図先生も井口監督も大好きなんだけど、映画『猫目小僧』は楳図かずおファン的には微妙(実際巨乳の女性がサラシを巻いて演じてはるので、ぶっちゃけ小僧じゃなかったりするしね)だけど、井口監督ファン的には、バッチリ井口監督テイストが入ってるしね(ゲロだったり、クラスメイトの中村映里子さんの怪演とかね)。もちろん、もめるつもりはないけども、あ痛タタタタ!となるよね。うん。”楳図先生・井口監督両方好きな人あるある”でした。