『ファウスト』

『色即ぜねれいしょん』が8/8〜関西地区先行公開されるんだけど、
”前夜祭上映イベント”とかで8/7に舞台挨拶があって、それ専用のチケットが¥2,000で発売されてるじゃないか!!
こちとら、タワレコ限定特製カセットテープ付き前売り券を買い〜の、この前売りは、カセットテープの歌詞書く紙になってるから、もぎられるの嫌やからコレは使わずにまた別で券買って観に行こうと思ってたところ、ガケ書房に、”劇場鑑賞券付き非売品パンフレト”が売ってたので、まあ〜、どうせまた券買って観るつもりやったから良いやと自分を納得させつつ買ったのに、ちょ、おま・・・ここへきての舞台挨拶チケットて!おいおいおい、どんなけチケット買わすねん!!!って感じだけどスケジュール的に無理なので、いいや!コノ野郎!!


ヤン・シュヴァンクマイエル長篇第二弾『ファウスト』を観る。
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前に観たのがかなり前で、内容をあんま覚えてなかったので新鮮な気持ちで観れたけど、おもしろいコレ!イイねぇ〜。
最後は全部がつながるし、おおお〜〜ってなる。
ファウストとかメフィストとか魔法陣とか、悪魔くんを思い出したり。
汚いおっさんやじじいが、演じてるのが味わい深くてイイですね。
劇中に登場する悪魔の使い的な男の一人が、”フード(Lunch)”のキレイなスーツの男と同一人物だった。あと、これは確認しようがないけど、奥さんのエヴァさんがカメオ出演してません?街のシーンでチラッと。

悪魔たちも木彫りの人形ってビジュアルもあるけど、結構コミカルで良いヤツだし。ちょっとドリフの早着替えコント(一人何役もやって表で呼ばれるたびに裏で着替えて的なパターンの)的な要素もあったり。
ヤン・シュヴァンクマイエル作品全般的に”食べ物”や”食べる”シーンが多いけど(これはヤン・シュヴァンクマイエル自身の子供の頃痩せてて無理矢理施設で食べ物を食べさせられたトラウマらしいけど)、劇中に出てくる”食べ物”、ちょっとエグくてこってりしてるけど妙に美味そうですよね。ヒゲにつけながら食べてみたいかな。ビールも美味そうだし。

『ファウスト』(1994年)
↑1シーンだけど。