新宿ピカデリーで、三木聡監督『大怪獣のあとしまつ』を観る。
『大怪獣のあとしまつ』(2022年/115min/日本)
えらい叩かれてる作品だ。観る前の印象は、三木聡監督作品なので、全然コメディだと思ってたし、いつものノリを今回はこういうシチュエーションでやっただけだし、予告も全然コメディだと分かるけど、それを知らない怪獣ファンやシン・ゴジラみたいなのを勝手に期待し過ぎた人が、裏切られたみたいに言うてるのかな?と思ってた。で、観てみるとその通りな感じだったし、コメディをやるためのガッチリした本格的な(シリアスめな)怪獣映画感をやってると思うので、何をそれを間に受けてるんだ?という印象。
で、そんなのは抜きにして、個人的に、三木聡監督作品無茶苦茶好きなもの(インスタント沼や時効警察)と、ちょっとあんまりかな?ってのがあるけど、今回のは、そんなにバシッとハマらなかったかな。ふせえりさん、岩松了さん、オダギリジョーさんなどいつもの面々が出てくる面白みと、麻生久美子さんは一瞬期待したけど出なかったが。まぁ、やりたいことは分かるし、自分的には滅茶苦茶ハマる感じではなかっただ、そんな叩かれる程のものでもない印象だった。とはいえ、話題にはなったので動員はあるだろうね。