MOVIX京都で楳図かずお初監督作品『マザー』を観る。
『マザー』(2014年/日本/84min)
つっこみどころも色々あるけど、説明ゼリフだったり、あの家政婦さんのキャラだったりは完全に楳図作品だったし、原作の漫画はないものの、映画観ながら脳内でコミカライズされるね。脳内で漫画が読んでる感じ。演出的にも漫画家さんっぽい表現だったり。大林宣彦監督作品っぽい匂いもしつつ。
バッチリ楳図先生も声で出演してましたね。(出るやろなと思ってたら声だけでしたね)。自身の漫画の要素がオムニバスとまでは言わないけどテイストがちょいちょい入ってました。
そしてゴッツい体格の片岡愛之助さんが楳図先生を演じてて、完全に笑かそうとしてますね。蜘蛛の絵をコーピー機でプリントしただけの紙で?!とか、何でボーダーの襟、切りっぱなしなの?!とか思いつつも、ソフト化されたら買うんやろな〜。