今日は、(ありがたいことに)個展で売れた作品の発送の準備等をしにdevice.cafeへ。作品はカフェから搬出したものの、まだ上の階の倉庫に放り込んであるのだ。5日かぶりのカフェだが何か懐かしいような照れくさいような感じ。例えるなら部活を引退して、数日後、部室に顔を出すような感じ?一ヶ月近く絵があった状況になれてたので、何も無い白壁でミニマルなカフェに違和感を感じる。ほんで、宛名や領収書を書いたりな作業をする。今週中にお届け出来ると思われます。一度個展を観に来た方が、個展終了間際に駆け込み電話で絵を買ってくれたりというパターンが、ありがたいことに何件かある。その方からもメールを頂いたのだが、個展に2,3回来てくれて、その後数日間、仕事中なんかもずっと悩み続けて買って頂いたそうだ。自分の絵の事で数日間頭が一杯になってはったという事実が凄い嬉しいですね。もちろん決して安くはないんだけども。常日頃から思うことは、日本にはあまり絵を買う文化がないというか、”この部屋にコノ絵を飾りたい!”って、インテリアを買うような感覚でもっと絵を買ってもいいのになと思う。(もちろん、今ここで言ってるのはボクの絵に関してという話ではなくて、一般的に。)当然、安い買い物ではないし、簡単にホイホイ買えちゃう値段でも行けないと思うけど。商店街とかで勧誘されてローンで買わされるような、クリスチャン・〜とかヒロ・〜とかアホ商法は置いておいて。極端な話、ベット(布団)は寝るのに必要、タンスは収納するのに必要、しかし絵は部屋に無くても生きてけるわけで、どうしても後回しにされがちなのかな?もちろん経済的に絵を買ってるどころじゃない場合もあれば、”この絵買うなら、あのバック買えるな”となってしまうのかもしれないが。。別に絵を買え!絵を買え!と言ってるわけではないですよ。趣味の問題もあるし。全然偉そうなことを言ってるわけでもないですから。ただ、日常に好きな絵があるというのは素敵なことではないかなと、思うわけで。自分自身もそう思ってもらえるような絵を描きたいと思うわけで。だらだらと長くなってしまったわけで。。。ちなみに、ボクが自分の絵の良し悪しを簡単に、客観的に判断する基準の一つとして、”自分の部屋に飾れるか、飾れないか”って部分も重要ですね。
映り込みがおもしろかったので。
2006/6/5 月曜日