深夜にTVでやってた、白川士監督『NECK [ネック]』を観る。
チラシ2種類持っとったね。
『NECK [ネック]』(2010年/日本/96min)
う、う〜〜〜〜〜〜。。。。酷いなこれは。。。
個人的にどんな映画でも酷評したり文句を言うのは好きではない(人のを見るのもしんどい)ので、普段から何とか良いとこを見つけようにしてるんだけど。なので、よっぽどじゃない限り(ちゃんと作ってるものに関しては)否定的な事は書かない様にしているのだけど。
この作品は、、、面白くも恐くもなんともないね。これを面白いという人とは、センスも話も合わんやろな。僕自身がターゲットマーケットに入ってないのかもしれないね。
設定も劇中の”ネック理論”も穴だらけだし、全体的に雰囲気も色味もセットや衣装の質感も全部軽いしセンスを感じないね。相武紗季さんと溝端淳平さん(子供時代の家族含め)の変な方言(エセ関西弁+どっか東北か九州の言葉の様な。)で、それがストーリー上、必要性を感じないしむしろ耳ざわりで話の邪魔をしている。変な方言というボケやったのかな?井口昇監督は『ロボゲイシャ』で変な方言を”アリ”(このトレーラー最後の”おいでやすぅ〜”がたまらない。グッとくる)にしてくれたけど。
そして、相武紗季さん始めキャラクター設定自体も全然練れてない(相武紗季さんが悪いのでなく設定が)し、魅力的でないね。トラウマを持ったホラー作家の人も最初暗い部屋や夜が苦手やったのに、その後では全然関係なくなってるし。。。
CGで変なハートや文字出したりするセンスも酷いね。正直失敗作やと思う。観るのかなりキツかった。。。何層がこれを面白いと思うんやろね。中高生が面白いと思うんやろか?僕が中学生時代にこれ観てても響かんやろし、これ観て喜ぶ中高生はセンスないなぁ。