『DTF』(童貞編)

みうらじゅんさんの『DTF』(童貞編)を観る。というか聴く。
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”DTF=童貞フォーク”の略で、MJが高校時代から収録した400曲近くの楽曲を全作品解説入りで紹介したもの。
これ自体、買ったのはだいぶ前なんだけど、観よう観ようと思いつつ放置してたもの。というのも、総収録時間が1420分(23時間40分)!総曲数198曲もあって中々手が伸びなかったのだ。収録時間の都合上、大半が静止画像と音声で構成されたDVD。
ちゅーことで今回思い切って(意を決して)観てみる。
絵描きながらBGM的に。

いや、これは凄い。おもしろい(おっかしい)です。イイ!
これは”童貞編”で、1974年〜童貞を喪失するまで作られた楽曲。当時起こったこと、感じた事を何でも歌にしてて、文字でなく肉声なので当時の空気感が凄いです。同世代の山田五郎さんの解説も超絶だし。
MJ作品というだけでなく、30年以上前の思春期の青年の成長が克明に記録されてて歴史的にも凄い価値があります。誰にでも起こる不安定な時期をよくタイムカプセル的に残せたと思います。色んな曲の原型バージョンも入ってるし。