佐山もえみ監督『14才のハラワタ』を観る。
『14才のハラワタ』(2009年/日本)
うん。良かった。
もっと思春期のドロドロした感じなのかな?と思って観たら結構爽やかで素直な映画だった。栗コーダーカルテットのリコーダーも気持ちイイし。土曜の午前中の授業の様なサラッとした爽やかさというか。
本当に悪い人も出てこないし、重過ぎず軽過ぎず調度良い浮遊感があるね。
主人公のハラワタ(原田ワタルの略)も良い力の抜け具合で、思春期の何て言うんだろボンヤリ物思いにふけるあの感じを上手いこと映像に収められてる。
子役のユウスケも良い演技するし、青木さんがまたイイ絵描くんだよね。上手かった。うん。サラッと心地良い映画だった。