『純喫茶磯辺』

吉田恵輔監督『純喫茶磯辺』を観る。 20100406.jpg
『純喫茶磯辺』(2008年/日本)


あんま惹かれない雰囲気(空気感)の映画だけど、麻生久美子さんが出てるので観る。宮迫さん(関東弁が気色悪い)にしろ吉本系の人が複数出ると、何かちゃっちくなるというかしゃら臭くなるね。そして、個性派系の人を色々出してダメな人のおもしろさを狙ってるんだけど、何か空回りしてるし、話的にも深みがなくて薄っぺらい。役者さんは各々の演技をちゃんとしてはるんだけど脚本や演出が薄いのかも。ダサいセンスの喫茶店の内装も、やりたいことは分かるがコントのセットの様な空気感で何かダサさがズレている。チラシや予告からあんま惹かれなかった予想通りの内容かな。全体的に安直過ぎるかなぁ。

ただ!麻生久美子さんは無茶苦茶魅力的!でも美人な人に変なことをさせる、ダメ人間な役をさせる趣旨で、シュールな感じを狙ってるんだけど、如何せん脚本がダメな気がする。鼻血出したシーンは良かった(女子が鼻血出すの何かイイよね)。麻生久美子さんは決まった設定を言われた通り演じてはるんだと思うけど。ということで、
結論は映画は薄っぺらくて良くないけど、麻生久美子さんは魅力的!というとこですかね。

・『純喫茶磯辺』
・『純喫茶磯辺』予告篇