『惡の華』

TOHOシネマズ二条で、井口昇監督待望の『惡の華』を観る。
(2019年/日本/127min)

良かった〜。上手く2時間にまとめたね。それぞれ難しい役所だけど、どの役者さんもイイ演技してはった。春日役の伊藤健太郎さんも身長あって体も大人なんだけど、動きや仕草が中学生で井口監督の演技指導やご本人の役作りの賜物なんだろね。仲村さんは美人なのかそうじゃ無いのか原作でも微妙な感じのキャラだったけど、玉城ティナさんもそうなってた。佐伯さん役の、秋田汐梨さんは16歳(撮影時は15歳)は唯一、中高時代に近い年代だけど、幼いとこと大人なとこと絶妙だった。クラスのヒロイン感もあったし、好みだった。常盤さん役の飯豊まりえさんは、元々大好きなのでやっぱカワイイなぁ。
いつもの井口監督作品とは違って、コメディ要素は抑えてたけど、ちゃんと敬礼ポーズ(凄く自然に)放り込んできてたし、何より佐伯さんの体育のシーン(ブルマのアップ)は、井口監督のこだわりがビンビン感じたし、凄くグッと来た。ノーメイクスもチラッと出てた。
大満足の仕上がりだったし、もう1回くらい観るかな。ソフト化されてのメイキングやコメンタリーも早く観たいぞ。

『惡の華』公式サイト
『惡の華』予告編(YouTube)

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