佐藤佐吉監督『平凡ポンチ』を観る。
『平凡ポンチ』(2008年/日本/102min)
う〜〜ん、おもしろくないね。(原作は知らないけど)佐藤佐吉さんが監督と主演もされてるんだけど、ダメな自主映画の監督役で映画内で撮りたいものを撮ってるんだけど、それがそのまま佐藤佐吉監督と連動してる感じで、結局ダメな感じというか。ほんでどやねんって感じで退屈だった。役者としての佐藤佐吉は、強面だけどクスッとくるちょい役位の方が向いてると思う。秋山莉奈さんも、どやおもろいやろ!感が出るとスベっちゃうね。
(原作は知らないけど)佐藤佐吉さんの役がたまに男前(別の男前の役者さんに)にすり替わるんだけど、服が同じなだけで髪の毛まで生えちゃうので、ミカ(秋山莉奈さん)の目線なのか、真島(佐藤佐吉さん)の意識的なものなのか、はたまたファンタジー的な事なのか曖昧だし、説明もないし、かと言って後々効果的なフリ(ま、フリと言えばフリになってるんやけど)にもなってないし。何かボヤけた映画だった。