”極楽浄土ヘ逝ッチマイナー!!”ってことで、
中野貴雄監督『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパ−5』を観る。
『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパ−5』(2010年/日本)
ということで、原作漫画は読んでないので元の設定がどんなのか知らないけども、色々流行りのモンを放り込んだ感じですね。”ドラゴン”要素は?1シーンだけ出て来るトラックスーツ風の楽屋着ぐらい?
かなり低予算な感じですね。普段西村映造の作り物を観慣れてるので他のを観ると色々違いが分かって新鮮ですね。VFXの鹿野さんも予算に応じたVFX具合ですね。ビジュアルも高橋ヨシキさんだし、そのパッケージングでキュッと締めてる感じですかね。
ゾンビの数も少ないので、別の場所の違うシーンにも何回も同じゾンビが出てくるよ。血が飛び散るシーンでは周りが汚れないようにビニールシートを掛けるんだけど、それ自体ももう全部映しちゃってるね(セットとしてわざとやってます風に転がれば良いよね的な感じかな)。低予算で技術的にも演出的にもつっこみどころが山盛りだけど、劇中で自分らでつっこんでネタにして(死亡フラグが立った時に、「そんな死亡フラグみたいなこと言うな!」って言うみたいな)的に処理したり、まぁ、こんなモンかなって感じですかね。