そうそう、誕生日来てとうとう40歳になっちゃいました。お〜怖っ。言うてる間に50だろうね。そんなこともありつつ、井口昇監督『少女ピカレスク』が出町座で4日限定上映だったので観に行く。
『少女ピカレスク』(2018年/日本/79min)
なるほど。中々ショッキングな内容。井口監督のコメディテイストを一切排除した感じでヒリヒリする感じ。自撮りで自問自答する部分は、『スレイブメン』(2017年)や『キネマ純情』(2016年)から、はたまた初期の『わびしゃび』(1988年)から根底にある部分でもあるし、そこに配信という現代のツールが加わっている。これも井口監督の一面だぞ、ついてこれるかな?って踏み絵的な部分も感じつつ。主演の椎名ひかりさんも普段のキャラは知らないけど、中々肝が座ってるというか、独特な怪演をしてた。ちょっと人には中々勧めにくい作品ではあるね。