みなみ会館でタナダユキ監督『俺たちに明日はないッス』を観る。
まぁ、良かったかな。何か変なリアルさがある。
(前情報があるからか分からないけど)女の人が撮ったっぽい感じかも。
山下敦弘監督がDT的なのを撮ると、”バカだなぁ〜”的なポジティブな感じだけど、この映画は、何か”痛ててててててっっ!!!”的な、何か高校生に戻りたくねぇ〜なぁ〜的なチクチク突き刺さる感じがする。若さ故の過ちというか。じわじわ効いてくる。(ちなみに、脚本は向井康介さん)
上手く言えないけど、”この甘酸っぱい感じイイよね”じゃなく、
”この青臭い感じイヤよね”な感じなんだよね。目を背けたくなるけど、数時間後に映画の事を思い出すと、ん?良かったかもみたいな不思議な感覚になる。多分もう1回観たらまた”痛ててててててっっ!!!”ってなって、また数時間して振り返ったら、ん?良かったかもみたいなのを繰り返す気がする。
銀杏BOYZの「17才」もイイ感じ。
タナダユキ監督の『百万円と苦虫女』は、話はおもしろそうなんだけど、
どうも蒼井優が好きくないので気が進まないんだけど、機会があれば観てみよかな。