井口昇監督待望の最新作『ライヴ』を観に、シネ・リーブル梅田へ。
『ライヴ』(2014年/日本/105min)
おもしろい!ちゅーか、井口監督がまた新たな一面を観せてくれている!『ゾンビアス』以降本能の赴くまま自身のフェティシズムに走ってた(アーティスティックで僕はそっちも大好き!だけど、人に薦めるとポカーンとされる率が高い)けど、エンターテイメントに寄せつつ、しかしちゃんと井口監督の世界観が炸裂している。おかしなセリフ回しや変なシチュエーション、訛りやドジっ娘、ドカベンにドカジャン、そしてエロも。どれもこれもたまらないし、終始ニヤニヤしながら観てしまった。やっぱ井口監督天才ですね〜。いつもの面々(レギュラーメンバーから過去の作品に出てた人まで)に、意外な人まで。いつものスタッフ(撮影、アクション、特殊造形、VFX、音楽他)なのに、何か爽やかな後味。新たな井口監督を魅せてくれた。
あと、2,3回観たいし、京都には来ないのかな?ソフト化されて、早くメイキングやコメンタリーが観たいですね。大野いとさんは”第91回全国高校サッカー選手権大会 第8代目応援マネージャー(2012年)”をしてた時から注目してたけど、独特ののそっとした感?スローなテンポや野太い声や語り口が井口演出で妙に活きてたし、入来茉里さんの新体操アクションも良かった。面白かった〜。
・『ライヴ』オフィシャルサイト
・『ライヴ』特報
・『ライヴ』予告篇
・大野いと 撮影現場での恐怖体験を激白!
・山田裕貴インタビュー