『ユリ子のアロマ』

みなみ会館で、吉田浩太監督『ユリ子のアロマ』を観る。
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『ユリ子のアロマ』(2010年/日本)


予告
の印象では、そこまで引きを感じなかったけど、観たら予想以上に良かった。うん。鼻でおもっきり匂いを吸い込んでヘロヘロになる感じ、無茶苦茶共感出来るし中々グッときた。江口のりこさんはちょっとクセがあるけど魅力的な人ですね。観る映画観る映画出てはる。『hajiraiマシンガール』『ピョコタン・プロファイル』木嶋のりこさんも出てるし。

登場人物は少なく、舞台も学校・アロマサロン・ユリ子の家・廃工場的なとこと河川敷くらい?と範囲は狭いけど、全然チープさを感じなかったしミニマルにまとまってる。僕も剣道も小中高(大も1年だけ)と剣道をやってたので、剣道部の話は嬉しいね。(高校生にしては防具がボロボロ過ぎというか年いった人の防具ぽかったけど)
フェチ的な話なので『月光の囁き』とも通ずるとこがあるかも。あれも剣道部だし。中々グッときた。この監督の『お姉ちゃん、弟といく』『象のなみだ』も観たい!関西は第七藝術劇場だけかぁ。

・『ユリ子のアロマ』
・『ユリ子のアロマ』予告篇
・『お姉ちゃん、弟といく』予告篇