T・ジョイ京都で飯塚健監督・下山天監督・井口昇監督・清水崇監督・工藤伸一監督・李相日監督のオムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』を観る。
『ブルーハーツが聴こえる』(2017/日本/159min)
当然、井口昇監督目当てで行ったのだけど、どれも面白かった。やすっぽいオムニバス映画と違って、ちゃんとしてたと言うか。それに、曲のイメージに媚び過ぎず(単純に歌詩を追ったようなMV的なものでなく)それぞれの監督の世界観に持ってってたし。ブルーハーツの曲をテーマにしてるのを忘れるくらい。井口監督の『ラブレター』は自身の作品のセルフカバー(『わびしゃび』やら『富江』やら)的な、演出や設定で中々グッとくる。斎藤工さんや要潤さんが本気で井口監督ゼリフを言うのが面白いね。そして、井口監督『スレイブメン』の京都みなみ会館公開のスケジュールが中々出ないので、早くしてー!