京都みなみ会館で、ムン・ヒョンソン監督『ハナ〜奇跡の46日間』を観る。
『ハナ〜奇跡の46日間』(2012年/韓国/127min)
一見スルーしがちなタイプ(ポスターデザインも、予告の印象も地味な。ちょっと損してるかも)だけど、ベ・ドゥナということで、ちょと気になってた作品。1991年の卓球世界大会に、韓国と北朝鮮の南北統一チームとして出場することになり対立しつつも優勝めざして力を合わせて、、、って話で、実話を元にしたフィクションらしい。
乾燥は、号泣しちゃったね。1991年の話なので髪型やファッションがもっさりしてるし、ドラマ部分も臭そうな感じだけど、それが北朝鮮や韓国の雰囲気っぽくて、これはこれでアリやった。ペ・ドゥナ含む北朝鮮選手は最初無表情で国のために闘うサイボーグのような感じだったけど、段々打ち解けていって、これは北朝鮮のイメージだけど、それを抜きにすると普通にどの漫画やアニメ、ドラマに出て来るクールなツンデレキャラ(安易にツンデレツンデレ言いたくないけど)、なわけで。ただやっぱ北朝鮮という独特な事情の国が絡んでるので、そこがどうする事も出来ない切なさがあり、徐々に号泣しちゃったね。しかもエンドロールで実際の(本物の選手の)写真を出してくるもんだから、号泣してもうたは。登場人物のどのキャラも最後は愛着が沸いてくるし、分かりやすく上手くキャラを描けてるね。観て正解やった。