『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』

東京では今日から井口昇監督『古代少女ドグちゃんまつり』の公開で舞台挨拶があって、ネットでライブ中継観れたんだけど。凄い時代になったもんだ。そしておもろい!本当サービス満点の人らだ。
特殊造形・西村さんの話が印象的で、ドグちゃんの変身シーン、昔の特撮を意識とのことで、ドグちゃんの鎧の足のパーツが撮影までに間に合わなかったていで(本当は全然間に合ってるのに)色違いのを2パターン用意して途中から差し替えたりしてるんだって、全然気付かんかったし、凄いとこ凝ってるね。昔の特撮みたく、わざとシワの出る素材で着ぐるみ作ったり。さすがだ。観返そ!
そして最新作『戦闘少女』もクランクアップして編集中のようで、これまた楽しみです!


ナム・ギウン
監督『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』を観る。
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『テハンで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンにいる』(2000年/韓国)


あ、2000年制作なのか。去年東京で公開されたみたいで、その時たまたまチラシを手にして気になってたので観てみる。10年前に撮ったものだからちょっと中途半端な古さを感じる。内容はタイトルのまんまでチラシなんかには”奇想天外SFエロチックホラーカルトムービー”って書いてある。チラシのデザインやイントロダクション的な煽りの印象やそれによる期待に比べると、中身は凄くシンプルで”え?それで終わり?”的な感じ(上映時間60分)でおもしろくなかったかな。なんか『ニキータ』のパロディ(再現映像みたいな)もあった。

低予算で画質も良くないけど、それはそれで工夫すればいいのでその部分では善し悪しの判断材料にはしないし、B級とかC級って言っちゃえば収まるのかもしれないけど、単純におもしろくなかった。カルトっちゃぁ、カルトかもしれない。
あれ?何か数時間経って思い返すと、もう2、3回観たらおもしろくなってきそうな気がしてきた。。。けど観るたびに”おもしろくない!”ってなりそう。なんだろね、この不思議な感覚。

・『テハンで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンにいる』