『スーパーバッド 童貞ウォーズ』

グレッグ・モットーラ監督『スーパーバッド 童貞ウォーズ』を観る。
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『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007年/アメリカ/113min)


おもしろかった。3人の童貞役(『スコピル』マイケル・セラ『キック・アス』レッド・ミストが出てるね)がイイ味出してるね。主人公のセスがええキャラやね。ちょっとした動きや姿勢がDTっぽいね。
話的には1日の話なんだけど、長く濃い1日やね。警官2人もいいキャラ(一人は本作の制作総指揮・脚本なんやね)やし、非DTだけど男子のバカな感じで大人になった感じで、主人公のDT3人の後の姿を投影してて、イイ先輩というか。DTの青臭い未成年と対等に話してくれる大人は良いし、張本人のDT的にもこういう大人は嬉しい存在やし、慕いたくなるよね。そのニュアンスも共感出来るな。
そして、DT同士の友情アリで中々グッとくるし、ラスト無言の視線で会話(嬉しい感情と、お互いのエールと、寂しさと、複雑な心境)するのがまた微妙な心情を表現してるね。こういう映画は安心して楽しめてええね。うん、おもろかった。


・『スーパーバッド 童貞ウォーズ』

・『スーパーバッド 童貞ウォーズ』Trailer(海外版)