『天空の城ラピュタ』やってたけど、ついつい観ちゃいますね。
40秒で支度しな!!
イエジー・スコリモフスキ監督『アンナと過ごした4日間』を観る。
ポーランドの地方に暮らす独身の中年男が、色々ありつつ片想いのアンナの部屋を覗き見してたのがエスカレートして寝てる隙に部屋に忍び込んで床の掃除をしたりペディキュア塗ったり・・・。的なストーカーの話。と中々おもろそうな話じゃないか。音楽もサスペンスチックでドキドキさせますね。
という感じで。どうなんねんどうなんねん的にハラハラさせながらも割と最後はあっさりだったけども、ポーランドの寂れた地方の男の話ということで、こういう淡々としたモンなのかもしれないね。話の合間に本筋とは関係ないけど、川で釣りしてたら牛の死体が流れてきたり、エンコした車を押してる人が横切ったり的な細工がたまらない。ポーランドの寒いモノトーンの色味もイイね。ナチュラルな汚し(服や手の爪の汚れ、壁のひび割れやペンキの剥げた感じとか)がグッとくる。アコーディオンやオルゴールなんかの小道具も効いてる。オッサンってのが良いね。