『もしも昨日が選べたら』

今日もタイムトラベルもの。
フランク・コラチ監督『もしも昨日が選べたら』を観る。

『もしも昨日が選べたら』(2006年/アメリカ/100min)


あら!意外と良かった!
時間を自由に操れるリモコンを手に入れた男が、 めんどくさい事をどんどん早送りして飛ばしていったら大切なものを失っていき・・って話。ドラえもんでも”現実ビデオ化機”って道具があったよね。
最初は軽いノリのコメディだし、ナメてたら意外と良かった。”笑ゥせぇるすまん”や”世にも奇妙な物語”的な、ファンタジー・コメディかな。何か人生を考えちゃうというか、深いテーマだね。
『恋はデジャ・ブ』に通ずる観後感だね。”杜子春”とか教訓系の話を聞いた後の様な感覚というか。このタイトルやパッケージのビジュアルで敬遠しがちだけど、何気に名作かもしれん。
主人公のノリも良かったし、奥さんもキレイやった。娘がカワイイは。この子は成長したら(映画の中での話でなく、この子役の子が) 美人になると思うは。Tatum Mccannか、注目やね。
あと、老化の特殊メイクが、普通に上手い事やってるなぁと思った。ファミリー向けというか、多分男子(僕は独身だけど、家族いる父親で仕事を優先して家族との時間を後回しぎみの人とか)はガツンとハマるんと思う。これは家族を疎かにしてる人は観た方が良いし、観せたいわ。(家族やパートナーと観て何か言われるより、一人で観てシミジミ考えちゃう観方がイイかもね)

・『もしも昨日が選べたら』
・『もしも昨日が選べたら』Trailer