京都シネマで、大島新監督『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観る。
コロナ自粛開け後、初めての映画館。座席1席づつ空けて。
『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020年/日本/119min)
小川淳也議員を17年追ったドキュメンタリー。
国会中継ってネットでフルで配信されてることを知ってから、昼間BGMがわりに接続しっぱなしで観てた(聞いてた)んだけど。この小川議員は、真面目でちゃんとしてるというか、登場すると見入っちゃうし人だ。(コノ109分間の趣旨弁明、熱くておもしろい)そんなこともあり、観たかった映画。
17年前の若くてヒョロヒョロの初々し感じから、歳を重ね近年の感じに仕上がってくのがおもしろかった。よく17年追いかけたと思う。ま、今の感じがあるから過去の記録が活きてきたんだと思うけど。
奥さんも2人の娘さん、両親も巻き込んだ小川家の記録でもあるし、娘さんも手伝ってて凄く良い子に育ってるのが見えて、父の真面目で誠実な背中を見てるのだと思った。そういう裏側が観れて良かった。
そして、選挙にしろ政治家の世界の滑稽さも分かるし、誠実で真面目に日本を良くしていきたい人=上に中々あがれないやるせなさ。大島監督は多分引き続き追いかけてはると思うので、小川さんが上に行くとこを観てみたいね。