購入していただいた、お手持ちの「小説すばる」5月号を参照してもらえれば分かると思いますが、見ての通り”ペン回し”(pen spinning)なワケで。
”手”と。
測ったわけじゃないが、実寸に近いサイズ。
この”手に持てる”感が、、、何か嬉しいんだな。
で、それを合わして、間の画像がなくていきなり完成。
ペンの回ってる感を出したくて、パッと頭に浮かんだのが昔読んだ小林まことの漫画「柔道部物語」の人を投げる時の残像の感じ。しかも最終巻。最終巻の相手を投げる動線の表現が滅茶苦茶研ぎ澄まされてて凄いのだ。その原理を参考にしようと思ってブックオフでそのシーンを見てみたら、細か過ぎて切り絵じゃ無理!!絵の具でもないので、かすれや薄塗りのグラデーションの感じもできないので、見ての通り描き込みの差をつけた5本のペンで分身の術的な、あたかもさもペンが回ってますよ的な表現に落ち着く。かなりアナログだ。
角度を変えて見たら、こんな感じで重なってる。原画は結構激しいことに。
これは番外編だが、実験的に。
回し撮り?なんてのがあるのか知らないが、流し撮りの原理で中指を中心にデジカメをクイッと回転させながらシャッターを押してみた。回って見える?見えないって?友好的な目で見て!