ひょんなことからチケットをもらったので、高木正勝さんのピアノソロ・コンサート 「Marginalia(マージナリア)」を観にロームシアター京都へ。
京都岡崎音楽祭2018の一環なのね。
初めて高木正勝さんの生演奏を聞いたが、繊細なことしてはるというか、自然界の音から楽曲を作られてて、俗世間から離れて(しょうもないワイドショーとか観てなさそうだったり、ジャンクフードとか食べてなさそうな。いや、知らんで。イメージやで)生きてはる感じというか。感性を研ぎ澄ましてはる感じやね。何か普段木ノ実とか食べて暮らしてそう。演奏してる姿も、靴脱いでパンツの裾あげたら足が木の根っこになってて地面とつながってんじゃないか?と思うような存在というか。あとはなんやろな、ステーキ!カレー!麻婆豆腐!回鍋肉!みたいな濃いメインディッシュって感じでなく、刺激的なスパイスというよりは、水とかお茶とか薄味の出汁みたいな目つぶって集中して飲むと凄く味を感じるみたいなイメージかな。そのメインじゃない料理で何百人?かのホールで聞かせて空間持たせられるのが凄いね。映画やCMなんかのBGMに合うのも分かるし、演奏聞いてても色んなことを想像出来る余地があった。なるほどね。