内田ユッキの個展「Human Hanger Complex」を観に、STUDIO SOARING BIRDS(京都・千本中立売)へ。
STUDIO SOARING BIRDS
何だろ。タッチや塗り方は優しいのに色や世界観がおどろおどろしいので、脳が混乱するというか、不思議な感情になる作風やね。怖くしてやれ的なあからさまなダークな想いはなさそうなとこがコワイね。
こんな感じで面白フェイスのハンガーがそこら中にぶら下がっているぞ、木製なんだけど、これ大量に切るの大変やったろね。ちゃんと面取りして丸みを帯びてるし。
最近はパステルの爽やか系だけど、各作品に細かい設定(架空の話)をさも楽しそうに話してくれるので、面白いぞ。なんでもホイホイ答えてくれるぞ。
少林寺モチーフの作品。
何かアジアのB級スポットの絵感あるよね。アジアのどっかの村で一番絵が上手いとされてる人が本気で(笑かしたろ感でなく)描いたみたいな?イイ意味で。
うん、妙にアジア感があるな。ふざけたって言ったら語弊があるかもだけど、こんなおもしろタッチなのにちゃんと絵上手いねんなぁ〜。ちゃんとこの世界観の法則に基づいてブレないタッチ。
この水色の人らは松本零士著「銀河鉄道999』のガラスのクレアさんインスピレーションらしい。完全に亡くなってはる感あるけど、タイトルは「死んでない」らしい。完全に死んでるとちゃうん?って突っ込まれ前提のタイトルやな。
そんなわけで楽しんだのであった。